風邪をひいた時。《KJ》 (ページ8)

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向井康二 2 ページ8

『着替えたで』

康「中入るな。」

『なぁ…ずっとここおって？』

あああああああ可愛い

あくまでも病人やのに！

康「ごはんとか食べんでええの？」

『寂しい…やや、食べん。』

康「柊真にヘルプ頼むからさ、食べて？」

『あーんしてな…？』

康「するする」

頭撫でてやると安心したかのように寝た。

柊真ちゃんなんしてるやろか

康「もしもし柊真ちゃーん？」

柊「性別ちゃう気すんねんけど何や？」

康「A風邪ひいてん、そばにおってゆーからさ、俺ん家来て飯作ってくれへん？」

柊「ええで～まっててな」

さっすが柊真ちゃん！

きがきく～！

しばらくしたら鍋抱えた柊真がやってきた

康「何鍋抱えてるん」

柊「おかんがさ、作ってくれてん。」

康「柊真ちゃん作るんちゃうん！？」

柊「ちゃう笑戻らんでええの？皿に盛り付けて部屋持ってくけど」

康「頼んます。寝室おるから！」

『康二どこ～？』

康「ご、ごめんな？ちょうど柊真きてん。」

『大丈夫。』

リビングのソファーに膝抱えて座る。

絶対大丈夫やないやつや

康「熱測ろっか」

『やや』

康「俺おるし、な？」

『…ん…』

Aは昔から脇に挟んだ感覚が嫌やとかゆうて、体温計をあんまり使わんかったから嫌いやねんて笑

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

康「38.5！？」

柊「おかゆどうぞ～邪魔物さりますお邪魔しました～」

柊真ちゃんにはとりあえず感謝して

康「食える？」

『ちょっとなら。あーんしてな？』

ほぼ全体重をおれに預けて座ってるくらいやから

長いこと座っとられへん！

しかも上目遣いやばいわ～

なんてゆってる場合ちゃうわ

2.3口食べたところでギブ

康「寝るか？」

『寝る。』

いつの間にか膝枕の体制なってるし…

まあええや

熱出たら甘えたなるもん

康「おやすみ」

とっことん甘えられるんも悪くないな～