月曜日21時のヒロイン【R.S】 (ページ31)

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「今日は以上になります～！お疲れ様でした～！！」

監督の声が現場に響く。

やっと終わった…。
今日は何だか長い1日だった。

帰ったらゆっくりお風呂にでもつかろう。
最近忙しかったし。

仲良くなってるスタッフさんや共演者の方は
今からご飯に行く、みたいな話をしてる。

誘いをするりとかわして楽屋に戻る。

工藤さんは車出してくるね、と
先に行ってしまった。

忘れ物もないし、と
確認して楽屋のドアを開ける。

「わ！」

何これ、デジャヴ。
でも声は作間くんじゃない。

「お疲れ様です。綾瀬さん。」

光の彼氏役の、藤原恭平さん。
若い子に大人気の若手俳優だ。

「すみません…ぶつかりました？」

「いや、ぶつかってないです。
僕もいきなりすみません。」

「どうしたんですか…？」

「綾瀬さん、いつもすぐ帰っちゃうから。
もう少し話してみたいなぁ、なんて。」

へへへ、と照れたように笑う。

「もし良ければ、今からご飯とか！」

どうですか？と何故か手を握られる。
まるで犬の尻尾が見えるくらい、
キュルンとした目で見つめられる。

コミュ力お化けかよ…怖いんですけど…

「いや、あの「綾瀬さん！マネージャーさんが呼んでます！！」

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俳優さんを考えるのがおもったより
大変で、
Jrの子のお名前をミックスしました。笑

あ、あの子とあの子だ、
なんて思って頂けたら嬉しいです。

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引き続き宜しくお願いします。 api