-9- ページ10
そうまくんに案内されてお洒落なカフェに着く
6年前にティーナ達と行ったカフェと違い、シンプルな内装だった
「いらっしゃいませ。何名様でしょうか？」
店内に入れば店員さんに声をかけられる
それに対してそうまくんがそつなくこなした
流石……
私には出来ないから尊敬する
店員さんに案内されたのは奥にあるボックス席
私は早めに奥へ座る
端っこが一番良い
隣にはゆきむらくんが座ってきた
そして目の前にはそうまくん
なんか、2人とも満面の笑み
なんで？怖いって
他の4人は不満げに座った
「ご注文お決まりでしょうか？」
数分すれば店員さんが席に来て問い掛けてくる
私達はそれぞれ注文をした
私はケーキ
そうまくんはコーヒー
しゆんくんはワッフル
ゆきむらくんはカフェラテ
てるとくんはタルト
まひとくんはアイス
ばぁうくんはシフォンケーキ
たわいもない話をしていれば注文した品は直ぐに届いた
目の前には美味しそうなケーキ
フォークで切って口に運ぶ
口の中には甘い風味が
美味しい
ゆ「A、それ一口頂戴」
飲み物だけ注文したゆきむらくんが申し出てきた
確かに、飲み物だけじゃ物足りないよね
そう解釈し、一口ゆきむらくんの口に運ぶ
ゆ「ん、……まあまあ」
頬を膨らませながら言うゆきむらくんが少し可愛く見える
ば「……ゆきむ、後で話あるから」
怒りを押さえているのか無理矢理な笑顔を浮かべてるばぁうくん
なにをそんなに怒ってるの？
て「Aちゃん、これ食べる？」
すると、そうまくんの隣に座ってるてるとくんがタルト付きのフォークを私に近付けてくる
正直、私はケーキとタルトでどっちを食べるか迷ってた
貴「なら、一口だけ」
てるとくんの優しさに甘えて貰うことにした
するとてるとくんは嬉しそうな表情になり
て「あ〜ん」
語尾に音符でもつきそうなくらい上機嫌
抵抗する意味はないので大人しく差し出されたタルトを頬張る
ん、美味しい……
数秒くらい咀嚼をしていると
し「そういえば、Aダンスパーティーのパートナー決まってんの？」
しゆんくんが切り出してきた
貴「まだだよ？私と踊りたい人なんていないし……」
あはは、と乾いた笑いを付け足しする
それにダンスパーティーにはパートナーが居なくても大丈夫らしい
ダンスじゃなくて交流をする事が本題みたい
し「ふ〜ん……。なら、俺となる？」
しゆんくんが一言
周りの空気が一層重くなった気がする
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヤンデレ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
騎士aファン - 更新待ってます (11月12日 13時) (
レス) @page29 id: 1fea1a1202 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ@ 3つエンドが見たい！(プロフ) - わたあめ。さん» そうなんですね！分かりました！これからも更新楽しみにしています！ (2022年8月22日 11時) (レス) id: 039c16e472 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ。(プロフ) - なつみさん» 更新遅れてすみません💦フォローありがとうございます！申し訳無いのですがご本人様と繋がっている垢はフォロー出来ないのでご了承ください🙇それ以外の垢等でしたらフォロバをさせて頂きます😌 (2022年8月22日 0時) (レス) id: a9bcf39354 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 待ってましたぁぁ！嬉しすぎます。。Twitterフォローさせていただきました！良かったら仲良くさせていただきたいです。。 (2022年8月21日 18時) (レス) id: aeadad0f29 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ。(プロフ) - Kちゃんさん» 書き直していたのでパスワード保護にしていました。今はもう読めるのでお楽しみください！ (2022年8月21日 16時) (レス) id: a9bcf39354 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わたあめ | 作成日時：2021年9月3日 21時
