*** ページ23
.
て「ちょっと?!」
『ん?』
なんか今の言い方、
僕とAちゃんが一緒に入るみたいじゃない?!
大丈夫そ?!
とりあえずAちゃんがいてはお風呂に入れないので
まひちゃんに助けを求めて電話をする。
ま「「もしもし、どうしたの〜?」」
て「お願いがあるんだけど、僕お風呂入るからさ
Aちゃんの相手しててあげてくれない?」
ま「「…?別にいいけど……」」
て「じゃあディスコきて!」
まひちゃんにディスコでカメラを付けてもらい、
配信部屋にAちゃんを呼ぶ。
て「Aちゃん、配信部屋来て〜」
『な〜に?』
むむを抱っこしてのんびりやってきたAちゃん。
て「僕はお風呂入るからその間まひちゃんに遊んでもらって!」
『……なんか私が子供みたい』
て「似たようなもんでしょ!」
子供扱いに不服そうに頬を膨らませている。
ま「「Aちゃん、僕とお話しよ〜」」
『まひちゃん!』
さっきまで拗ねてたのに画面越しのまひちゃんに
テンション上がってるAちゃん。
今度こそこっそり抜け出してお風呂へ向かった。
出来るだけ早めにお風呂を上がって配信部屋に戻ると
まひちゃんとめちゃくちゃ盛り上がってた。
ま「「あ、てるちゃんおかえり!」」
『おかえり〜』
まひちゃんの言葉に僕が帰ってきたのに気付いたAちゃんは
そう言いながらギューって抱き着いてきた。
『Twitterトレンド入りしてるって』
て「え?」
何がトレンド入りしてるんだろうと思ってTwitterを開くと
僕達の枠にいてくれた子はもちろん、
その後で枠を取ったばぁうくんとしゆちゃが余計なことを言ったらしく
それに関してもリスナーの子が大騒ぎしていた。
@___ Aちゃんを守るてるとくんがカッコよかった!
@___ 私もてるとくんに守られたいしAちゃんを守りたい
@___ この2人付き合ってるの?
@___ しゆん曰く一緒にお風呂に入ったらしい…知らんけど
@___ てるとくんに彼女は嫌だけどAならいいかってなる
て「ねぇ、絶対みんな勘違いしてるよ!」
どうしようとワタワタしてると
僕の携帯に一通のLINEが届いた。
そまちゃてると、明日事情聴取な
て「なんで?!僕悪くないのに?!」
A・ま「wwwwww」
て「Aちゃん明日一緒に説明してね!」
143人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:SHiYuRiSu | 作成日時:2022年4月15日 18時