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と言っても単純に僕はマイクの前で座ってるだけ。


pcの前にはAちゃんがいて、
Aちゃんに指示せるようにビデオ通話で中継繋いで
てるちゃんを煽りつつ、
Aちゃんに指示するときはミュートにするという状況な訳で…。

返事のないAちゃんが心配になって部屋を覗くと


ま「ちょっと〜」

『おっと…』


あろうことかイヤホンを外して
そらぴと遊んでいた。


ま「もう始まるよ、準備はいい?」

『ん、出来てる...でも大丈夫かな?』

ま「大丈夫だよ、僕がちゃんと指示するし」


頑張ったら今度一緒にお出かけする約束をして
また別の部屋に戻る。


ま「お待たせ〜」

て「遅いよ〜」

ま「ごめんごめん!」

て「ビビッて逃げたかと思っちゃった」

ま「まぁ、そんなこと言ってられるのも今のうちだからね?!」


そういって始まった対戦。

始めはAちゃんの練習の成果を見たくて何も指示を出さず
とりあえず見守るだけ。

当たり前にてるちゃんは相手が僕ではなく
Aちゃんだなんて思ってないから
本気で来ているわけで力の差が歴然...。


イヤホンからは

て「あれ〜、まひとさん調子悪いですか〜?www」

という煽ってるてるちゃんの声と




『もう無理だよ〜...』

というAちゃんの嘆く声が聞こえてくる。



ま「まぁまぁここまではね、様子見と言いますか」

て「ほう...今のは手加減していたと...」

ま「ここから本気出すんで」

て「まぁ本気出されてもてるさんの圧勝ですけどw」

ま「じゃあマジで僕本気出すからちょっとここからは口数減りますんで」

て「それは動画として大丈夫そ?」

ま「まぁ、編集でどうにかするから大丈夫w」


そう言いながらてるちゃんの方はミュートにする。


ま「...ってことでAちゃん」

『...もう私の心のHPは0です』

ま「なんでよwww」

『だってせっかく練習して少し自信付いたのに〜...』

ま「ここから挽回していこうよ!」

『耐えられない!』

ま「それ最近よく真似するよね」

『リスナーさんから評判いいから』

ま「僕そんな言い方してないからね?!」


完全にてるちゃんを忘れていると、


て「まひとくん?!まだ?!ねぇ、何してるの?!」


少しお怒りモード。


ま「てるちゃんも待ってるので今度こそ行きましょう」


そして始まった僕とAちゃんVSてるちゃんの戦い。

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作者名:SHiYuRiSu | 作成日時:2022年4月15日 18時

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