人が嫌いな鬼殺隊員

上弦 ページ30

奇襲している鬼と交戦中の炎柱さんと


少し離れた所に怪我をしている炭治郎君


炭「Aさん！今 煉獄さんが上弦の鬼とっ！」


『あまり大声を出しちゃいけない

その傷が開いたら呼吸が無駄になってしまう

ほら蟲柱さんから貰った鎮痛剤と水だ』


炭治郎君に鎮痛剤と水を渡す


蟲柱さんから貰ったから効き目はあるだろう


苦いだろうけど...(((


『僕は炎柱さんの援護へ行く』


炭「分かりました....」


早く行かなくてh 「全力を出せ！俺に集中しろ！」


まずい

「破壊殺・乱式！！」


間に合えッ！！


『河の呼吸伍ノ型 銀河倒瀉ッ！！！』


???「………俺の攻撃を受け流した？？」


煉「龍造寺少年ッ！！」


糞ッ 完全には受け流してない！！


炎柱さんの左目は潰れてしまった！


『水の呼吸弐ノ型 水車ッ！！！』


間髪入れず攻撃をする


???「杏寿郎と言いお前と言い

今日は強い人間に会う！！

俺は上弦の参 猗窩座だ

お前の名は何と言う？」

『…………龍造寺A……』


猗「そうか！ A！杏寿郎！

鬼になれ！！

お前達は強い！ 鬼になれば永遠に鍛錬が出来る！

お前達はもっと強くなる！！」


『………それは今までで聞いてきた柱で

はい と答えた人数はどれ程だ...？

片手で数えられる程だろう』


煉「そうだ 龍造寺少年の言う通り

俺たちは俺たちの責務を全うする！！！

ここにいる者は誰も死なせないッ！！！！』


猗「素晴らしい闘気だ…それ程の傷を負いながらその気迫その精神力。一部の隙も無い構え…」


上弦の鬼が笑顔になる


感動している様にも見える


猗「やはりお前達は鬼になれ！

杏寿郎！A！


俺と永遠に闘い続けようッ！！！」


炎柱さんが上弦と間合いを詰める


それに対し上弦は何か大きな技を出そうとしている


『(！！まずい！！)炎柱さんっ！！！』


『河の呼吸参の型 河山帯礪ッ！！！！！』




上弦の鬼の腕は


上へ飛んでいる


『花の呼吸弐ノ型 御影梅ェッ！！！！』


鬼の頸に斬撃を与える






が


当たらなかった


いや 鬼が避けたのだ


朝日が昇っている



猗「チッ 梃子摺ったか...」



森へ逃げようとする上弦の背中に刀が刺さる


炭「逃げるな卑怯者！逃げるなァ！！！」


炭治郎君が上弦に向かい叫ぶ


炭「いつだって鬼殺隊はお前らに有利な夜の闇の中で

戦ってるんだ！！生身の人間がだ！！

傷だって簡単には塞がらない！！

失った手足が戻ることもない！！」

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