人が嫌いな鬼殺隊員

列車 ページ23

『…………………』


見渡す限り人 人 人


『(なんだ此処は... 地獄か......？)』


列車というのはこの時代では都会ぐらいでしか

通っていない


『(騒がしい……)』


煉「龍造寺少年！切符と弁当だ！！

どうした？ 顔色が悪いぞ？」


『いえ 人が苦手なだけです……

それより切符と弁当 ありがとうございます』


炎柱さんには手一杯の弁当が


『その弁当... 僕以外にも隊員が来るんですか？』


煉「いや！これは俺が食べる用だ！

腹が減っては鬼が切れないからな！」


そんなに弁当は要らないだろ……


煉「そうだ！ 竈門少年らも来るらしい！」


『竈門炭治郎君……ですか？』


煉「そうだ！やはり君の耳にも届いていたんだな！

鬼を連れた隊員だ！」


鬼を連れてるんだ... それは初耳(((


煉「では列車に乗り込むぞ！！」





煉「さて！弁当を食べるか！

いつ鬼が出るか分からんからな！」


よくそんなに食べれるな……


でもこの列車に入ってから


嫌な気配が纏わり付いている


鬼が居るのは確かなのか


『(やっぱりいつでも刀をだs 煉「美味い！」！？』


煉「美味い！美味い！美味い！」



あの……炎柱さん……


ちょっと静かにしましょうか.....






「あの人が炎柱さんか？」


「…うん匂い同じだし……」


例の炭治郎君という子と……


あれ… 誰だっけ……？←


『炎柱さん炎柱さん 炭治郎君が居ますよ』


煉「美味い！美味い！美味い！」


『炎柱さんッ！！』


肘で炎柱さんをどつく


煉「よもや！？竈門少年ではないか！！」


やっと気づいたよ この人……


炭「あの…… 煉獄さんに聞きたい事があって…」


『(僕要らない感じか… 席を外そう……)』


炭「あ！ すいません…」




別の空いている席に座る


『(痣...痛そうだな...←)』


『(……なんだ…？ 急に眠くなって来た…

弁当食べたからかな？)』


「切符… 拝見… します……」


『(この人が車掌さんか？ 随分と顔色が悪い…)』


「(パチンッ)拝見… しました…」


『……ありがとうございます』

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