人が嫌いな鬼殺隊員

あいあむいんへるなう ページ16

『…………地獄だ………』


僕は今合同任務の集合場所である山にいる


横には蟲柱さん後ろにはカナヲちゃんが居る


そうでもしないと僕の精神が崩壊するからだ


し「Aさん 頑張って下さい

新しい呼吸の手がかりがあるかも知れませんよ」


カ「新しい呼吸を作るんですか？」


『無いよ……手がかりなんて………』


なんでカナヲちゃんは

そんなキラキラした瞳で見てくるの……



???「おーい！！カナヲー！！」


…………

カ「あ、炭治郎....」


炭「久しぶり！元気にしてたか？怪我してないか？」


なんだこの溢れ出す抱擁感(((


炭「あ！しのぶさん！こんばんは！」


し「こんばんは 炭治郎君 今夜は頑張りましょう」


炭「はい！禰豆子も頑張r ???「うわぁーーんっ！」


炭「こら！善逸！！他の人に迷惑かけるな！」


善「うわぁーーーんっ！死ぬ死ぬ死ぬ！！

俺この合同任務で死ぬんだーーっっ！！！

しのぶさん！俺と結婚して下さい！！」


なんだこの子...情緒不安定かよ...


僕も言えないけど………


???「猪突猛進！猪突猛進！ガハハハハハハッ！！」


???「.....！！お前！！」


猪の顔がこっちを向く


『……………え、僕？』


???「そーだ！お前だ！！俺と勝負しろ！！！」


し「伊ノ助さん？？」


伊「げっ！！しのぶ！！！なんでお前がここに！！」


し「合同任務だからですよ また目上の人に

向かってお前って言いましたね？任務が終わったら

説教です」


伊「ぐっ.....」


『蟲柱さん この子達って前言ってた炭治郎君達？』


し「そうです 彼ら面白いんですよ」


うわぁ 目が笑ってない




「見ろ頸切り龍造寺だぞ…」

　 「あいつが？確かに強そう...」

「切れない鬼あいつに任せようかなw」


　
『………………………』


し「Aさん......」


『大丈夫だよ蟲柱さん もう"慣れ"ちゃった』


………………………………


僕がこの世で1番怖いものを挙げるとすれば


"慣れ"だ


今 人の視線を感じる事は慣れてきた…つもりだ


でも"慣れ"が無くなってしまうと


刀の握り方 高い所の登り方





人の視線



人の視線に恐怖を感じていた頃に戻ってしまう


と考えると


僕は怖くて動けなくなってしまう







あぁ 僕はなんて弱い人間なんだろうか

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