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7日後



あれは……藤の花!

やっと終わった!正直めっちゃ疲れた。鬼はそんなに居なかったんだけど、呼吸を使うとやっぱり足に一気に来る。



「はっ……Aちゃーん!!俺死ななかったよぉ!でもほんとに怖かったんだよぉ!知らないうちに鬼は死んでるしさぁ!あ!もしかして本当は俺の後をつけてきてAちゃんが鬼を斬ってくれてたの!?そうなら早く声を掛けてくれよぉ!」



何 言 っ て ん だ こ い つ


えっ、もしかして耳がいいっての本当は嘘なんじゃないの?



『いやつけて行ってないし。というか再会そうそう暑苦しい!離れろ!』



そして私達が言い争っていると、女の子と男の子2人が出てきて、初日にいたおかっぱの子達が出てきた。



「ご無事で何よりです。」



生き残ったのはたったの5人…?20人くらい居たのに……



そして玉鋼を選んで帰宅。


隊服の採寸もして、その場で支給されたんだけど、採寸の時に眼鏡をかけた人が


「スカート?スカートがいいかな?スカートがいいよねうんうん。君結構ふくよかな体型してるから恋柱様と同じがいいかなうんうん。じゃあ上はこれでグハッ」


なんかはぁはぁ気持ち悪いし恋柱って誰って思ってたら善が眼鏡の人を殴って一言


「確かにAちゃんはスカートがいいと思うけど上は普通のにしろこの変態」


って。いやお前も時々変態だからな?お前が言う?って思ってたけど胸全開の隊服は避けられたからまぁ許そう。



結局上は善と同じタイプで下はスカートになった。




「じいちゃん!!」



『おじいちゃん!』



「『ただいま!!』」



やっと着いた…足はまじ切れそうで痛いし、隊服は重いしでほんとに大変だった…ぶっちゃけ選別より帰ってくる方が辛かったかも。


帰り道も初日ほどではないけれど善はずっと死ぬ死ぬ騒いでた

玖→←漆



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作者名:榮凪 | 作成日時:2020年2月23日 23時

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