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参拾壱 ページ32



「分かりません御館様!」


……分かれよっっっ!!!幼稚園児かよ!


傷さん、人間ならば生かしておいてもいいが鬼はだめだと言って自分の腕切りつけたんだけど!なにやってんの!?


「オイ鬼!!飯の時間だぞ喰らいつけ!!」


と言って禰豆子ちゃんの入ってる箱に血を垂らした


だからなにやってんの!?てめっ、ふざけんなよ!禰豆子ちゃんにあんたの口悪さが伝染るでしょうが!!!(そこじゃない)



「不死川、日向では駄目だ。日陰に行かねば鬼は出てこない。」

「御館様、失礼仕る。」



早っっ


「禰豆子ォ!!」

『禰豆子ちゃん!!』


「やめろっっ!!!がっ!」


うぉいうぉいうぉい痛いだろうがぁぁぁぁ!!炭治郎怪我してんだぞ蛇!




ちょちょちょ待て待て待て!傷さんは何ドスドス刺してんですか!?



「出て来い鬼ィィ!お前の大好きな人間の血だぁ!!」



ねぇねぇ話聞いてた?禰豆子人喰ってない言うてるやん。大好きもなにもあるか。



『禰豆子ちゃん!!あだっ………いっ…!』


「Aさん大人しくしていてください。」



南無さん!力強いって!!腕折れます!



「伊黒さん悲鳴嶼さん、強く抑えすぎです。少し弛めてください。」



「南無……」



あっ、南無さん弛めてくれた優しいのね!そして悲鳴嶼さんって言うのね!


「動こうとするから押さえているだけだが?」


……ミシミシ言ってるじゃん!性格悪ぅい!!


「…竈門君、肺を圧迫されている状態で呼吸を使うと血管が破裂しますよ」

何それ怖。


「血管が破裂!!
いいな!響き派手で!!よし行け!破裂しろ!!」


よし行け!じゃねぇよ!ほんとに破裂したら蛇さん殺人鬼だかんな!?


「可哀想に……なんと弱く哀れな子供……南無阿弥陀仏……」


炭治郎は弱くないです!


「ウ…ヴ………ウゥ……!…ガッ……ァ…ア…!」


嘘だろ炭治郎……


ブチッ


縄千切やがった………人間……?


「ゲホッゲホッゴホッ……禰豆子!!!」


冨岡さんが蛇さんの腕を掴んだ隙に炭治郎が抜け出した


あれっ冨岡さん!?反対側にいなかったっけ!?


禰豆子ちゃん、炭治郎の方をちらっと見て、傷さんの方を向いたけど、直ぐに傷さんの腕から顔を逸らした。


「どうしたのかな?」

「鬼の女の子はそっぽを向きました。」

「不死川様に3度刺されていましたが、目の前に血塗れの腕を出されても我慢して。噛まなかったです。」

流石だよぉ禰豆子ちゃん!!お姉ちゃんは信じてたよ!

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作者名:榮凪 | 作成日時:2020年2月23日 23時

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