弐拾仇 ページ30
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「よく来たね。私の可愛い
おはよう皆。今日はとてもいい天気だね。空は青いのかな。」
この人が御館様？なんか落ち着く……
「顔ぶれが変わらずに半年に一度の柱合会議を迎えられたこと、嬉しく思うよ。」
ちょっとまって。これから始まるのは何？裁判なの？会議なの？
「御館様におかれましてもご壮健で何よりです。益々のご多幸を切にお祈り申し上げます。」
「ありがとう実弥。」
えぇ……めっちゃ丁寧に喋りだしたよ傷だらけさん。
実弥って言うんだ。
「畏れながら、柱合会議の前にこの竈門炭治郎、藤咲Aなる鬼を連れた隊士についてご説明いただきたく存じますが、よろしいでしょうか。」
訂正させてくれ。私は鬼連れてない。守っただけ。
「そうだね。驚かせてしまってすまなかった。
炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた。そして皆にも認めて欲しいと思っている。」
わぁ………めっちゃいい人やん御館様ぁ………
まって私は？なんで呼ばれたの？
「嗚呼…例え御館様が願いであっても私は承知しかねる……」
「俺も派手に反対する。鬼を連れた鬼殺隊員など認められない。」
なんでやねん。認めてくれ言うとるやろが。
やっべエセ関西弁出ちゃった
「私は全て御館様の望むまま従います！」
「僕はどちらでも。すぐに忘れるので……」
えっ、髪色綺麗好き。←
「信用しない。信用しない。そもそも鬼は大嫌いだ。」
うん私も嫌い。禰豆子ちゃんは好きよ。
「心より尊敬する御館様であるが理解できないお考えだ！全力で反対する！！」
反対するな声がでかい
「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門、冨岡、藤咲三名の処罰を願います。」
願うな。
「では、手紙を。」
手紙？
すると御館様の隣にいた白髪の子が懐から手紙を取り出し読み上げた。
内容は禰豆子ちゃんは飢餓状態でも人を食わない。禰豆子ちゃんが人に襲いかかった場合は炭治郎と鱗滝さん？て人と冨岡さんが腹を切るというものだった。
うん、聞いて？いやもちろん私はその手紙の差出人の鱗滝さん？て人とは関わりないの。でもそれだと「切腹するからなんだと言うのか。
死にたいなら勝手に死に腐れよ。なんの保証にもなりはしません。」
おい遮るな？それだと私がど「不死川の言う通りです！！
人を喰い殺せば取り返しがつかない！！殺された人は戻らない！」
だから遮るな？私がどうな「確かにそうだね。」
…もういいよ。
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作者名：榮凪 | 作成日時：2020年2月23日 23時
