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「Aー?え、あ、じん!?」

『ちょっと。ノックくらいしてよ。何回言えば気が済むの』

「ごめんって。ドアノブ触ると忘れるんだよ」

『もういい。分かったから出てって』

「A、体調どうなの?」


お母さんも優太と同じ、ノックもせずに入ってきてじんくんの姿に目を丸くした。


「すみません、勝手にお邪魔していて」

「あら、全然いいのよ」

「あの、僕。Aさんとお付き合いもさせて頂いてます。神宮寺勇太です」

「えー そうなの?吃驚しちゃったわ、不束な娘ですがよろしくお願いします」


お母さんとじんくんがお互い頭を下げて、そんな光景を優太と眺めていた。


「じゃあ、僕 帰ります」

『え、帰っちゃうの?』

「いや 俺が帰るからじんは残れよ」

「ううん。Aの顔も見られたし、お母さんに挨拶も出来たから。A、お大事にね」


優しく微笑みかけてくれたじんくんは玄関まで見送ろうとした私に

ここでいいから、とお母さんと一緒に部屋を出ていった。


「なんか、ごめん」


昨日の告白の勢いは何処へやら

うなじに手を添えて、ぎこちなく笑う優太は覇気もなく

扉の前で立ち尽くしている。


『ずっと立っている気?』

「いや Aがいいなら 座る」

『勝手に来といてそれ言う?いつもは図々しくベッドに座るくせに』

「それは、あれだろ。あのー‥てか!そんな事より連絡。無視すんなよな」

『しつこいから嫌なの』


下手くそな笑顔を作って誤魔化して。こんな空気作るくらいならなんで来たの。

って言いたくなったけどなんか可哀想だからやめた。

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みずき(プロフ) - みょん氏さん» すみません!個別で結構です( ; ; )嬉しいです、ありがとうございます! (2019年9月22日 0時) (レス) id: 8a2a6974ea (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - みずきさん» そうですよね‥わたし的に選択制も視野にいれてはいたのですが、このお話は最後まで一応シナリオが決まっていまして、ですのでもしじんくんオチを書くのであれば選択制ではなく個別に書いても宜しいでしょうか。本当にごめんなさい (2019年9月22日 0時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - さささん» そう言って頂けて本当に安心しました!感謝してもしきれません。暖かいコメントありがとうございました! (2019年9月22日 0時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - きゅんさん» 本当にいつもコメントありがとうございます!きゅんさんのおかげで頑張れています、これからもよろしくお願いします! (2019年9月22日 0時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - 一気に読ませていただきました…個人的にはじんくん落ちがいいのですが…( ; ; )( ; ; )( ; ; )結末選択制も視野に入れていただけるとうれしいです…!健気なじんさんにも幸せになってほしいです! (2019年9月20日 22時) (レス) id: 8a2a6974ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みょん氏 | 作成日時:2019年9月12日 20時

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