忘れたショッパー ページ29
玲於くん、マンションの前まで送ってくれて
頑張れよって
『何を頑張るのもお、あれ?』
鍵をさしていないのにドアノブが回る。
『ど、ドロボウ??』
ファイティングポーズ構えて
右手でそっとドアを開けて
『やーーーーー…あ!!』
・ ・ ・ 。
隼「なにしてんの」
『...え?』
隼「なにいまの」
『は、隼くん』
隼「おかえり」
『ただいま』
隼「楽しかった?」
あれ?玲於くんとご飯食べたの知ってる?
『た、楽しかったよ!』
隼「あーそう」
『で、どうしたのこんな所に』
隼「いや、べつに」
なに、隼くん怒ってるの??
玲於「Aー、」
振り向けば私の忘れた小さいショッパー持ってる玲於くん。
『れ、玲於くん!』
玲於「おまえ、ほんとに忘れ...隼?」
隼「おお、じゃあ俺帰りまーす!明日な!玲於!」
ガチャンって閉まった扉
玲於くんとわたしが取り残されて
玲於「悪かった」
『い、いや、玲於くんは悪くない』
玲於「じゃあなんで隼」
『わかんない、、』
後で俺から説明しとくって言われて、
何を説明するのかよく分かんないけど、
お願いしますって頼んで
部屋にひとりぼっちになった。
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作者名:はるまき | 作成日時:2018年4月17日 19時