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＊
コナン side
手際よく料理を作っていくA先輩の後ろ姿にニヤケが止まらない。
エプロンもよく似合ってる。
結婚したらこうなのか……
俺、ドキドキで心臓張り裂けそう。
「コナン君」
「っ、な、なぁに？」
「カレー粉使っても大丈夫？」
「う、うん！もちろん！なんでも使って！」
「ありがとう」
笑って、また背を向けるA先輩に理性がぐらぐらと揺れる。
あーもう！！可愛すぎだろ！！！
なんだよ今の！！
旦那に向けるような甘い笑みだろ！！
A先輩、俺をどんだけ惚れさせたら気が済むんだよ。
頬杖をついて、A先輩の姿を目に焼きつける。
＿＿私は、夢を見ないの！
不意に思い出したのは、さっきのA先輩の言葉。
夢を見ない、そんな断言できるのか？
人間、少なからず一度くらいは夢を見たことがあるはずだ。
……もしかして、目覚めたら夢を忘れやすい人なのか？
「コナン君、味見してくれる？」
「あー」
「はい、スプーン」
「ちぇ、Aお姉さんのケチ」
「ケチで結構」
スプーンに乗ったドライカレー頬張る。
「うまっ」
「本当？良かった」
そう言って笑ったA先輩に胸が高鳴る。
ま、いっか。
A先輩が笑ってるなら、どうでもいい。
＊
私、なにやってんだろう。
目の前で美味しそうにドライカレーを頬張るコナン君に頬が緩んで……いやいやいや。
だから和むなって、私。
蘭ちゃんのベッドで寝させてもらったお礼に夕飯を作るって言ってしまったが運の尽き、
すっっっごい視線を背中に感じながら料理した。
私の精神力凄いぞ。自信がついたぞ！うん！そう考えよう！！
壁に掛かっている時計を見れば、既に21時半を過ぎている。
確か私が起きたのが20時だから…もう、一時間半経ってるのか。早いな。
食器洗って、さっさと帰ろう。
ドライカレーを頬張る。
うん、旨い。今日のはいつもより旨いぞ！
「あ、そうだ！Aお姉さん」
「ん？なに？」
「今日はもう遅いし泊まっていってよ！本当は送っていきたかったんだけど小五郎のおじさんは居ないし、ね？」
「大丈夫だよ！心配してくれてありがとう」
「ダメだよ！何かあってからじゃ遅いんだよ！？もう布団も用意してあるから！洋服なら蘭姉ちゃんが貸してくれるらしいし、下着は新しいのあるって！」
圧がすごい、圧がすごいぞコナン君。
＊
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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そらね - なんだかんだで夢主ちゃんの心配をしてる感じの湊くん、素敵です！ (2022年4月22日 18時) (
レス) @page32 id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
水梨リンゴ(プロフ) - ユキさん» お目通しいただきありがとうごいます。ヤンデレ尊いですよね！頑張ります！ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 6e3f3ba37f (このIDを非表示/違反報告)
水梨リンゴ(プロフ) - イアデビルさん» お目通しいただきありがとうごいます。頑張ります！ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 6e3f3ba37f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - はあヤンデレ尊い……更新頑張ってください！ (2020年4月24日 11時) (レス) id: 78a4c2c60e (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ好きです更新頑張ってください！ (2020年4月24日 10時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水梨リンゴ | 作成日時：2020年4月17日 10時
