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万里先輩と出会って3日が過ぎたころ。
私は放課後、いつも通りお花のお手入れをする。
でもいつもと違うことが一つだけ。
それは隣に万里先輩がいるってことかな。
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「ここに咲いてるのはパンジーだろ？
この隣の白い花は？」
万里先輩は花壇の縁に腰かけて花壇に咲く花を見ている。
『ノースポールっていう花です
寒さに強くて霜にも負けない花なんです
花言葉は誠実、冬の足音、高潔
綺麗ですよね』
私はそう言って万里先輩に微笑むけど彼は、ふーんっとだけ。
あんまり興味なかったかな･･･。
3日前、万里先輩に声をかけられてから先輩は毎日私に声をかけてくる。
登校してきた時も門の前で私の事を待っててくれて
お昼休みも一緒に食べようと教室まで会いに来てくれる。
そして放課後は花の手入れをする私の傍から離れることはない。
先輩として私に優しく接してくれていろいろお話も聞かせてくれた。
劇団に所属していて舞台役者であること。
今年の秋に主演を演じたこと。
話を聞いていると演劇に凄く真摯に取り組んでいるんだなって思う。
あとはゲームが好きってこととカフェが好きってことかな？
ファッションにも敏感でお洒落な人なんだなって思った。
そんなことを考えながら私は春に向けてチューリップの球根を植えていく。
「それチューリップ？」
万里先輩は立ち上がると私の隣に移動してきてしゃがみ込む。
『･･･そうですけど････』
すると先輩は私の手から球根を奪うとそれを植えていく。
「Aちゃんと初めての共同作業てきな？」
『･･･！//』
その言葉に思わず顔が赤くなる。
「･･･あれ？なんか顔赤くね？」
万里先輩は少し意地悪そうに笑って顔を覗き込んでくる。
私は見られたくなくて顔を俯かせた。
そんな私を見て彼は笑いながら手を進めていく。
「春が楽しみだな」
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ゆら(プロフ) - いつも更新が待ち遠しいです！ (2018年1月28日 9時) (
レス) id: 453ab0f631 (このIDを非表示/違反報告)
もずく(プロフ) - ぺんたさん» ぺんた様コメントありがとうございます。応援の言葉とても糧になります(´;ω;｀)これからも応援していただけたら嬉しいです！ (2018年1月5日 21時) (レス) id: 47c792335d (このIDを非表示/違反報告)
ぺんた(プロフ) - はじめまして。今すごくこの小説が好きで更新を楽しみにしてます！毎日1話から読んでしまうくらいすきです！笑 更新頑張ってください！！応援してます！ (2018年1月4日 18時) (レス) id: 29bb092d95 (このIDを非表示/違反報告)
もずく(プロフ) - 、様 ご指摘ありがとうございます。そして対応が遅れてしまい申し訳ありませんでした。たった今更新致しました。今後気を付けて参ります。 (2018年1月3日 1時) (レス) id: 47c792335d (このIDを非表示/違反報告)
、 - 貴方はオリフラ外す気がないんですね。違反報告しますね運営がどう対処するかは知りませんが作品消されても自業自得ですだってルールも守れない作者の作品なんて消されても当然ですから (2018年1月3日 0時) (レス) id: 002236a509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もずく | 作成日時：2018年1月2日 19時
