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監視役と対象者 ページ15

俺は三人を目の前に正座をさせた。


信長「それで、これはどういうことだ?」

家康「ははは…」←


家康は絶望しきった顔で空を眺め、というか天井を見つめている。

家康の両隣にいる秀吉と光秀は睨み合い、威嚇し合っている。俺が畳を拳で強く叩くと、それに反応して二人は威嚇し合うのをやめた。


信長「で?」

光秀「家康殿は私の監視役ですよ。そのため、家康殿が行く場所に私も着いていかねばならないので、ここに居るというわけです」


つまり、鬼灯様の命によって行動が可能になっているということか。


光秀「まぁ、後、一応謝罪しに来たのもあります。家康殿に監視されている間は右府殿と関わり合うということも避けられませんからね」

秀吉「まず来させるか」

家康「来るときはさすがに来ないと話になりませんよ…」

光秀「そういうことですので、また右府殿の配下に属すことになります」


光秀はそう言って、自嘲気味に笑った。

まさか光秀とこんな感じで関わり合うとは思ってもみなかった。


秀吉「右府様、こいつは信用できませぬ。鬼灯様にご相談を…」

信長「秀吉、家康。しばらく光秀と二人で話したい」

秀吉「なっ、右府様、正気ですか!?」

家康「承知致しました。秀吉公、行きますよ」

秀吉「ちょっ!!」


秀吉は家康に引きずられていった。

いや、連れて行き方それで大丈夫か?←

腐れ縁にも程がある→←何しに来たの?



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スー - いつも貴方のお話を読んでいます。次の作品では石田三成が登場してきて信長様と一悶着あってほしいなと思っております。楽しみにしております✨ (2022年10月3日 12時) (レス) id: 6fdaf62f95 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - 続編待ってました! (2021年7月13日 20時) (レス) id: 3d369926d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅鵺or白夜Ψ黒夜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2021年7月12日 0時

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