＊ ページ36
「大事なの、聞けてない」
俺はそう言うとなぁーに？と上目遣いで聞いてきた康二。
「康二はさ、まだ、俺のこと好き？」
「…………どうやと思う？」
もう涙は出てないようだ。
俺は康二のおでこに手を伸ばし、
「れんくんのこと好きで好きでたまらないって顔にかいてある」
そう言うと、
「れんくんこそ、康二可愛い、康二大好き、康二とキスしたいってかいてあるで」
予想外の答えが返ってきた。
色々我慢してたけどもう知らない。
俺は両手で康二の顔を包み込み、
そっとキスをした。
「好き、大好き。
康二、俺7歳の時からずっと康二が好き。
忘れててごめん」
「やっと思い出した？俺も。好きやで。れんくん」
「康二。俺と付き合ってください。
一緒に、2人で幸せになろう」
「うん。よろしくな、れんくん。
あと、もっかいだけでええから、
キスして欲しい」
なんか前も、"デートやな！" とか "手繋ぐ？"とか
振り回されてたなぁなんて。
わざと言っているのか、無意識で言っているのか。
多分康二は後者なんだろうけど。
でもどっちにしろ、俺にとっては小悪魔康二な訳で、
何となく、負けてらんないって、振り回されてばっかりじゃ悔しいって、
意味がわからない対抗心が俺の中に芽生えて、
さっきよりも長くて深い、キスをした。
「もっかいじゃなくて、何回もしてあげるよ」
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こじじ(プロフ) - めっちゃ泣きました（ ; ; ）素敵な小説ありがとうございます（ ; ; ） (2021年1月14日 0時) (
レス) id: 2e7657af2c (このIDを非表示/違反報告)
small forest(プロフ) - たあちんさん» コメントありがとうございます！！なるほど！康二くんside…全く頭に無かったのですが書きたいと思いました！！ありがとうございます^ ^ (2020年7月23日 23時) (レス) id: db71a86834 (このIDを非表示/違反報告)
たあちん(プロフ) - 初めまして！連載お疲れ様でした。良ければ続きが気になります(^^)んでもって、アナザーストーリーでめめと別れた康二くんの時間が気になるので書いていただけると嬉しいです(^^) (2020年7月23日 20時) (レス) id: 3d2a3afc54 (このIDを非表示/違反報告)
small forest(プロフ) - 伊藤みみあさん» コメントありがとうございます！！書いてて苦しくなりましたが、、やっと再会できました^ ^続き書こうかなと思っています！少々お待ちください！ (2020年7月23日 0時) (レス) id: db71a86834 (このIDを非表示/違反報告)
small forest(プロフ) - らいと。さん» コメントありがとうございます！そう言っていただいけて本当に嬉しいです、、、！続き、書こうかなと前向きに考えています！待っててください^ ^ (2020年7月23日 0時) (レス) id: db71a86834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：small forest
| 作成日時：2020年7月16日 13時
