じゅういち。 ページ12
亮「この辺り、ビルがないでしょ？だから星が見えやすくてさ。部屋を暗くして、こうするともっと…」
すると、彼は部屋の電気を消し、
2人まとめてブランケットとカーテンに包む。
.
「わぁ…！」
窓ガラス越しでも、キラキラと星が輝いているのがよくわかった。
亮「ね？綺麗でしょ？」
「すごいです…！」
亮「ほんとは、窓を開けたらもっといいんだけどね。冷えたら困るし、危ないから。」
.
ビルに囲まれた都会にいたら気付かないような。
小さな感動を教えてくれた。
.
.
亮「あ、ていうか、Aちゃんの部屋隣だもんね。そっちから見てもおんなじだったかも。笑」
「ふふ、そうですね。でも1人で見たらきっとこんなに綺麗には見えないです。」
亮「なにそれ、可愛いこと言うね？」
「べ、別に…！」
照れ隠しに反論しようと彼を見上げると、綺麗な瞳と目線が合う。
1人分のブランケットに2人で包まれているのは、思ったよりも…かなり近い。
.
慌てて顔を隠すけど、
私の気持ちを見透かしたように、彼がニヤリと笑ったのがわかった。
.
「あ、あべちゃんさんって」
亮「え、マジでそれで行くの？笑」
「え？」
亮「呼び方。笑」
「あ…でもあべちゃんって呼ぶのはなんか…」
恥ずかしいというか…
.
亮「じゃあ逆にみんなが呼ばないような呼び方にしてみてよ。」
「呼ばないような呼び方？」
亮「うん。例えば…亮平、とか？」
「ええ！！！」
亮「えー？翔太のことはすぐに名前で呼んでたのに？俺はだめなんだ？」
「う…」
.
亮「はは、ごめん、困ってるのが可愛くて、つい」
「じゃあ…！亮平さんは…？」
亮「…まじ？笑」
散々私をからかっていた彼が、今度は目を合わせてくれなくなった。
照れた…？
そう思うとなんだか急に楽しくなってきた。
.
.
涼「Aちゃーん、お風呂入れるよー！次は女の子優先〜！」
という舘さんの声と、階段を上がってくる音が聞こえた。
亮「やばっ」
私は慌ててブランケットから抜け出して、お礼を言い亮平さんの部屋を後にした。
じゅうに。スイカとモデル。橙、白。→←じゅう。あめあがり。緑。
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美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月1日 17時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
みるくかぷちーの(プロフ) - ゆいかさん» コメントありがとうございます！そして細かい細工に気付いてもらえて嬉しいです笑笑 (2020年8月3日 12時) (レス) id: d8159bd070 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - しょっぴーのメールが全部ひらがなにの可愛すぎる爆笑 (2020年8月3日 0時) (レス) id: ed5c27cbab (このIDを非表示/違反報告)
みるくかぷちーの(プロフ) - 翔北さん» ご指摘ありがとうございます！！どこだろうと思って探してみたんですが、全てですね。大変失礼致しました。全く気づかなかったです。全て訂正させていただきます。 (2020年7月28日 11時) (レス) id: d8159bd070 (このIDを非表示/違反報告)
翔北(プロフ) - だてさまという漢字が間違ってます。舘です。 (2020年7月28日 10時) (レス) id: e89bc97fcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくかぷちーの | 作成日時：2020年6月23日 18時
