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真新しい制服に身を包んで、
バレない程度に薄くメイクもしちゃったりして、
これから始まる生活に胸を躍らせる。






『あ、Aはやっ!てかおはよ』


「おはよー、そっちが遅いんだってば!
何分待ったと思ってんの?」


『へへ、わりーわりー
ネクタイ結ぶのむずいんだもん』


「それは女子も同じです〜」




謝るのは口だけで少しも悪びれる様子もなく隣を歩くのは

いわゆる幼馴染みの森本慎太郎






高校は一緒がいいねってわざと同じところに進学したんだけど
昨日の入学式で同じクラスってことが分かって、
これはさすがに腐れ縁すぎるって思った





まあみんなが望むようなことは何にもなくて、
慎太郎は今までに2人付き合ってた人がいた



....私は1回もできたことないんだけどね






『はぁ〜友だちできっかな〜』


「この慎太郎にできないわけないでしょ(笑)」


『Aにもできないわけないけどね』




2人そろって人見知りをしない方だから
それなりに友だちはいる、と思ってる

だから私は広く浅くって感じなんだけど
慎太郎は広く深くができるからすごいな〜って




『うぉ、桜すげー』


「わ、ほんとだ!写真撮ろっと!」




高校までの通学路は右も左もピンク色の桜に囲まれていて

これから始まる新生活を後押ししてくれるように思えた







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設定タグ:SixTONES , 京本大我 , 森本慎太郎   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ダイア | 作成日時:2021年4月11日 21時

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