スポットライト (ページ5)

今日:24 hit、昨日:14 hit、合計:362,292 hit

4 ページ5

・

他の方々への挨拶を済ませて先ほどの楽屋に戻ると
既に雑誌撮影のためのヘアメイクが始まっていた

『あ！Aいいところに来た、
スプレーとかワックス足りないかもだから取ってきてくれる？』

｢わかりました！隣の楽屋ですか？｣

『多分隣のはず！』

岩田さんにそう言われて少し駆け足で隣の部屋に急ぐ

何事も早いに越したことはない、そう思って急いで行動をする

岩田さんの言うとおり、隣の部屋に必要なものを見つけて楽屋に戻る

『おはようございま～す』

私が戻ると同時に楽屋に入ってこられた金髪の方

きっとこの方が......

田『きょも～意外に早かったね』

『今日ボイトレだけだったからね～』

ジ『ってことは今歌ったらヤバイ感じ？』

『ヤバいね、喉がん開きよ』

私の存在に気づくこともなく鏡の前の用意された椅子に座って
携帯を見だしたおそらく京本さんと思わしき方

自分から挨拶しないなんて失礼すぎるって思って
勇気を出して京本さんの元に駆け寄った

｢....あの、！｣

『ん？』

｢きょ、今日からSixTONESさんを担当させて頂くことになった高橋です、！｣

『お～、新人さんってことですか？』

｢そうですっ、精いっぱい頑張ります....！｣

『んふ、ガチガチだけど大丈夫？(笑)
俺は京本大我って言います、これからお願いしますね』

にこって微笑む京本さんから、
自然に生み出されたアイドルスマイルの威力を思い知らされた

でももう次の瞬間には彼の集中は携帯に向いていて
切り替えの早さもすごいな、なんて

・