スポットライト (ページ34)

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田『ふ～スッキリスッキリ～....ってまだきょも直し始めてないじゃん』

｢あっ、すみません、すぐに取りかかります....！｣

京『大丈夫よゆっくりで、俺が話しかけてたせいだし』

ね？って上目遣いをされてしまえばそれ以上もう何も言葉は出てこない

田『きょもだってタカと仲良しじゃんね』

京『まーついてもらってるの俺が一番多いしねー』

田『チューとかしたくなんないの？(笑)
若い女の子が自分の顔にそんな近い距離にいる時間多くて』

京『え？なるなる、いっつも思ってる』

｢.....！？！？｣

京本さんのメイク直しをしながら、静かにお二人の会話を聞いていた

するとアイドルらしからぬ発言が出てきて思わず京本さんから距離を取った

京『んははは(笑)そんな離れないでよ、冗談に決まってるじゃん(笑)』

田『今タカすげえ顔してるべ(笑)っは！(笑)』

｢わ、笑い事じゃないです！変なこと言わないでください！｣

田『タカ意外とそういうところピュアなんだね(笑)』

京『ね、可愛いわほんと』

｢....うるさいです静かにしてください｣

京『あー照れてる可愛い』

｢だからっ！｣

田中さんと京本さんが次のお仕事に向かわれるまでずっと
こんな変ないじりをされ続けてて本当に疲れた

京本さんはいじりのために軽い言葉として使っているんだろうけど
その一言が私にとってどれだけの威力を持っているのか気づいてほしいものだ

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