恋人ごっこ。 (ページ37)

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｢なんかごめんね？高地くん巻き込んじゃって｣

『いやいやいや！俺も１人だったらどうせ勉強しねえし！逆に有難い！！』

『逆に私たちがお邪魔なくらいだよね？(笑)』

『や、ほんとそう、俺と愛花ちゃんなるべく邪魔しないから』

....愛花、完全にやられてるな？

もう顔が真っ赤だもん、完全に恋した女の子の顔してる(笑)

｢....あ、でも高地くん、数学得意なんだよね、？｣

『あーまあそれなりに、ってくらいだけど。あ、北斗から聞いたの？』

｢うん、私今回数学頑張りたいから、高地くん教えてくれないかな～....って｣

こんな状況になってしまった今、愛花には申し訳ないけど
私が北斗好きって知ってるし、何より勉強って分かってるししょうがないよね

ごめん愛花って小さく目配せしたら
ううん、って首を横に振ってくれた

『おー....いいけど、北斗は知ってんの？それ』

｢ん？なにが？｣

『北斗は.....ってまあいいか！いいよ！仕方ない！
Aちゃんに特別に教えてあげよう!』

｢有難うございます高地先生！(笑)｣

言葉に合わせてお辞儀をしたら
あひゃひゃって楽しそうな笑い声が聞こえてきた

これからの勉強会、楽しみになってきたな～....

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