恋人ごっこ。 (ページ24)

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｢....それは、北斗がいなくなってから言います....｣

なぜか私まで恥ずかしくなっちゃってもじもじしてしまう

『ふふ、可愛いわね２人とも』

『あ、体操服はここに女子用の替えあるしそれ着る？』

｢....あ、はい、それで、｣

北斗に迷惑掛けたくないし、
女子の体操服があるならそっちの方がいいなって思って
お願いします、って返事しようとした

なのに

『いや、大丈夫です俺の着せるんで』

｢....え、でもサイズ合う方着たいし北斗に迷惑、｣

『うるさい、静かにしろ』

｢....は、｣

『下着だけ着替えさせてあげてください
これ、俺の半パンなんで』

自分の半パンを先生に押しつけて
保健室を出て行った北斗

....え、どういうこと....

『ふふ、可愛い彼氏さんね？』

｢や、あの、えっと｣

『ほら、ここに下着入ってるからサイズ探して着替えなさい？』

先生の言うとおりに更衣室で下着と、体操服を着替えた

体操服は乾かしててくれるらしいからお願いして、
下着はビニール袋をもらってその中に入れて持ち帰ることにした

｢有難うございました....！｣

先生にお礼を言って保健室を出るとすぐ近くの廊下の壁にもたれかかってる北斗

『....それ、先に教室の鞄に直したほうがいいだろ？』

指差す先は色の付いたビニールに入った下着で

｢....そう、だね｣

『着いてく』

さっきとは違うソワソワした気持ちを隠しながら北斗の隣を歩いた

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