花が秘めたそれぞれの想い Side S【DB短編集】

feijoa :孫悟飯（少年期） ページ2

孫悟飯／お出かけ／ほのぼの甘

悟飯くんと待ち合わせ、パオズ山に来ていた

貴女『自然豊かな場所だね。こういう場所好きだよ』

見渡す限り緑が広がっていた

悟飯『意外ですね。女の子はこういう場所苦手だと思ってたので。Aさんの住んでるところ都会ですよね？』

貴女『うん、都だよ。建物ばっかで空気もね新鮮じゃないから』

つまらなさそうに呟く彼女

悟飯『じゃあ、とっておきの場所連れてってあげるね』

貴女『え？』

悟飯くんはそう言うと私をお姫様抱っこした

貴女『ちょっ……悟飯くん！？』

悟飯『大人しくしてくださいね？』

貴女『え、うん///』

木々に飛び乗りながら移動する悟飯くん

貴女『……』

手もゴツゴツしてるし、体つきががっしりしてて、やっぱり男の子だなと実感した。

悟飯『……///』

Aさん、いい匂いするし、僕よりも軽い身体が力を入れると折れてしまいそうなくらい華奢。

お互いそんなことを思いながら、移動していると小川が見えてきた

悟飯『Aさん、ここだよ』

貴女『ここ？わぁ、眺めいいね』

綺麗な小川と辺り広がる緑に感激した

悟飯『そうでしょ？この草むらに寝転がってみてくださいよ』

悟飯くんにそう言われ、寝転がってみた

貴女『ふふ、気持ちいいね』

悟飯『喜んでくれた？』

貴女『ありがとう笑こんな素敵な場所をどうして私に教えようと思ったの？』

悟飯『それはAさんが大切な人だからですよ』

貴女『え……///そ、それって』

悟飯『僕はずっと女の子として見てたんですからね///』

貴女『悟飯くん///』

悟飯『返事いつでも待ってますから』

(Aさん、そんな真っ赤な顔してたら期待してしまいますよ？)

(期待してもいいよ)

(え！？)

END

フェイジョア："甘美な思い出"

Kalanchoe uniflora :現代トランクス→←Stock :ベジット

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