検索窓
今日:6 hit、昨日:20 hit、合計:144,646 hit

026 ページ26

.

.



休日には、廉くんのお家で過ごすようになった。


『 …もうやだ、擽ったい… 』


後から抱きしめてくる否や首筋をちゅっちゅする彼。


『 …ええやん?可愛いんやもん 』


と頭を撫でてくる。


『 …これ、どうしたん? 』


不意に聞かれた所を見ると腕の怪我。


『 …べ、別に…転んだだけ… 』


急すぎて焦ってしまった。


『 俺の目見て言って ? 』


そう言われると、困ってキョロキョロしちゃう


だって、女子に腕を握られて爪痕を立てられた。


渋々そう言うとまたギュッと抱きしめられる。


『 何で、言ってくれんかったん… 』


『 …迷惑かけたくなかったもん… 』


勝手に、意地を張ってしまった。


『 俺彼氏じゃないん?

迷惑かけさせてくれるのが、当たり前やろ?

だから、迷惑かけさせてや。 』


廉くんは、優しい人。

027→←025



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (120 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
555人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

永瀬れみ(プロフ) - お花さん» 有難うございます(^^) (2018年1月16日 8時) (レス) id: 3415955afc (このIDを非表示/違反報告)
お花 - 読んでいてとても楽しいです!れみさんは学生さんですか?^^ (2018年1月15日 23時) (レス) id: a708340d40 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:永瀬れみ | 作成日時:2018年1月13日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。