第三十八話 ページ41
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その後も、みやび先生の占いは大反響で、段々と人数が減っていく。
そうして教室に残ったのは私達以外に、明智くんだけになった。
私はあの後、やっぱり気になって秀吉くんの隣に座り、助手のようにみやびちゃんを見守っていた。
占い終わりの皆の顔はめちゃくちゃに笑顔で、改めてみやびちゃんに感動した。
と、そこで前方の彼に目線が向いた。
『明智くんは占ってもらわないの?』
私達より少し前に座っている彼に声をかけるとビクッと肩を震わせてからこちらを向いた。
「え、えと、僕は…別に、いいよ…」
『んんー、そう?でも、っあー行っちゃった……』
私の言葉の途中で明智くんは立ち上がり、慌ただしく出て行ってしまった。
言葉の途中で行ってしまった彼に悲しんでいると、隣の秀吉くんが、明智くんはスーパーパシリだったんだろうとなんとも失礼なことを行って去っていった。
『それにしても、みやびちゃんの占い凄い人気だったね!また今度私も占ってほしいな!なんてね』
「Aさんならまた占ってあげますわ」
『ほんと?ありがとう!……ってあれ、明智くんのわすれもの?』
私が指差す方へ二人で向かうと、先程まで座っていた明智くんの机の上にメモ帳が置いてあった。
心の中で謝りながら少し中身を見せてもらう。
『わ…凄い、みんなのこと、めっちゃ細かく書いてる……」
特進クラスの皆ってことは…私のも書いてあるのかな?うーん……ちょっと見てみたいけど何書いてあるか怖いしやめとこう…それに、人のものだしね。
『取り敢えず、後で明智くんに返さないと』
「そうですね、私から返しておきますわ」
『あ、ほんと?ありがとう〜!』
私は明智くんの手帳をみやびちゃんに渡し、私はみやびちゃんと一旦別れた。
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moka(プロフ) - 前田利家さん» コメントありがとうございます🥰💗面白いと言って下さってとてもやる気が出ますし、何より嬉しいです😭✨前田くんとの関わりも今後増やしていけたらいいな〜と思っていますので是非!! (2022年10月14日 20時) (レス) id: 6967548606 (このIDを非表示/違反報告)
前田利家 - 小説めっちゃ面白いです。私のおしは前田利家です! (2022年10月14日 14時) (レス) @page5 id: 4149d8455a (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - サナさん» わわっ!!ありがとうございますすぐに直してきます…!私も二人との絡みが欲しいなって思ってたのでこれから色々絡ませられるよう頑張ります!👍✨ (2022年9月29日 9時) (レス) id: 6967548606 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 明智くんの、武田くんが、武田うんになってます。上杉との(伊達も!)の絡みが欲しいです。でも、秀吉もいいですよねー。 (2022年9月29日 7時) (レス) @page47 id: cd10ddfe42 (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - コメントありがとうございます〜!私は直ぐ秀吉くんと絡ませてしまう病気にかかっているので凄く嬉しいお言葉.....✨✨️これからも彼と絡むことは多くなりそうです笑 (2022年9月4日 19時) (レス) id: 6967548606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:moka | 作成日時:2022年9月3日 23時