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Ｎ「……マジかよ」
そう言って、自分の頭をもしゃもしゃと掻いて、ソファにどっかり座ると。
左足だけ胡坐のようにして、左足首の上に右足を乗せて、崩した足組のような姿勢で。
Ａ「ニノちゃん…パンツの隙間からニノちゃんのニノちゃんが見えそうだよ」
あひゃひゃ！と楽しそうに笑う相葉さんをギロリと睨むと口を尖らせて、ちらりと私を見た後にプイッと顔を背け。
んふふ…と隣のサトシは微笑んだ。
Ｓ「……お聞きの通りだけど」
顔を覆うように親指と小指で挟んだ眼鏡をクイッと直すと、未だ視線を逸らしたままの櫻井さんが口を開いた。
Ｓ「まぁ…松本の言う方法位しか、今は良い方法も浮かばないので…Aさんには従ってもらうようになりますが」
「……はい」
Ｓ「……良いんですね」
「……はい」
Ｓ「ん…じゃあ、私は手続きの書類をまとめてきますので…ニノ、準備しておいて」
私の前まで来ると小さく会釈をして、サトシの肩をポンと軽く叩いて。
「おー」とやる気があるんだか無いんだか分からないサトシの返事に、櫻井さんは苦笑いして。
少し怠そうに二宮さんの前まで進んで、もしゃもしゃになってる頭を更にぐしゃ…と撫でて。
そんな櫻井さんに二宮さんは、口を尖らせて拗ねてるようにも見える表情を向けた。
Ｓ「じゃあ…戻るまで頼むな」
Ａ「まっかしてよ！オレ超頑張るし！」
Ｓ「……それはそれで心配」
リビングを出て行こうとする櫻井さんの背中に飛び付いて、相葉さんは楽しそうに笑って。
呆然としている私の頭をサトシがまた撫でて、視界の端には私を睨みつけてる二宮さん。
Ｏ「にの、準備してこいよ」
Ｎ「ちっ…おっさん、覚えとけよ」
Ｏ「つーか下はけよ…」
雑にカツラを掴んだ二宮さんはリビングを出て行って、階段を上る音が聞こえてきて。
入れ替わるように相葉さんが戻ってきて、私達を見て向日葵みたいにキラキラした笑顔を向けた。
Ａ「んじゃあ、準備始めますか！」
Ｏ「おー、どうする？」
Ａ「おーちゃんは画角探してよ！頼んでたのにまだしてないでしょ！」
Ｏ「……忘れてたー」
まるで犬を撫でるようにサトシをもしゃくちゃにする相葉さんは、言葉は困ってるのに顔は嬉しそうで。
サトシもサトシで嬉しそうだ。
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やっち(プロフ) - 続きが読みたいです (2022年3月30日 6時) (
レス) @page50 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - 卯奈さん» ありがとうございます！…って、わ〜(汗) そうですよねぇ…現状いつになるやらですが頑張りますね！ (2018年4月9日 0時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
卯奈(プロフ) - とっても面白いです！でも次章がなくて一瞬がっかりしちゃいました。更新待ってますねー (2018年4月6日 18時) (レス) id: 2ee62e6d6e (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - のあさん» ありがとうございます！…とはいえ続きの更新がされてなくてガッカリされましたよね(汗) 現在更新中のお話が落ち着き次第カタカタしようと思っておりますゆえ、お待ち頂けるとありがたいです┏〇)) (2018年1月27日 2時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ドキドキしてとても楽しかったです！次の更新も楽しみにしてます！！！ (2018年1月26日 14時) (レス) id: aa634c2ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2017年3月1日 0時
