taking care of animals◆yellow4◆ ページ33
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
Ｎ「ニノ」
ふっ、と微笑む。
「二宮さんじゃなくて、ニノ
ほら、呼んでみな………？」
右頬に唇が触れ、ちゅ、と音を立てる。
は、恥ずかし過ぎる！！！
なに、この、甘い声！！！
唇が耳元に移動しながらちゅ…ちゅ…と触れ続け、妖艶に耳元で囁く。
Ｎ「早く言わないと、ちゅうするよ？」
…よ、呼びますから〜〜〜(泣)
少し顔を離すとフッと微笑んで、今度は左頬に唇が触れる。
Ｎ「敬語も禁止」
触れた唇の間から舌で頬を舐められる。
Ｎ「……ほら、早く……」
耳元で囁かれて、ちゅ、という音。耳たぶを軽く噛まれ、背筋がゾクゾクッとしてしまう。
その反応を愉しむかのように、言えるでしょ？と優しい声がする。
Ｎ「A」
…ちょっと〜〜〜(泣)
い、い、一旦ヤメテ……
Ｎ「どうして？
Aもいい大人でしょ？」
明らかに遊ばれている。
私の言葉と反応が面白いんだろう。
唇が首筋に触れ、ペロッと舐められ、ちゅう…って音とチクッと強めの痛み。
この感覚は知ってる。もう、コレ、絶対ついてる。
見られたら何て言えば良いの…(泣)
Ｎ「彼氏にもされるでしょ」
…いや、そうじゃなくて！
Ｎ「ん？されないの？」
…されませんよ！いませんし！
Ｎ「ほら、敬語。使ったらするよ？」
…ごめんなさい！もう、ダメ！
Ｎ「ふふっ、もう降参？」
…ニノの色気がヤバ過ぎるから！
ふはは！と笑うと
Ｎ「ちょっとイタズラが過ぎたかな」
そう言って、ニノは光った。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ソファで拗ねる私をよそに、二宮犬は、またテレビの前でゲーム。
たしっ、たしっ、とコントローラーを使う音が聞こえる。押す…というより叩く…って感じ。
…もう、なんなの。
Ｎ「なにが」
…人で遊ぶにも程があるよ
Ｎ「あら、そう」
…次したらご飯抜く
Ｎ「ワタシ小食だから」
…今日ハンバーグなのに
Ｎ「マジで！？」
…しかも松本さんお手製なのに
Ｎ「マジか！！
あっ！！……おじさんが……」
動揺でもしたのか、画面では赤いオジサンが穴に向かって落ちていった。
Ｎ「A！お前のせいだぞ！」
…人のせいにしないでよ！
Ｎ「い−や、お前のせいだバ−カ！」
…バ−カって言うヤツがバ−カ！
Ｎ「そう言うお前の方がバ−カ！」
何なんだ！この落差！！
お世話係、休む暇ナシ。→←taking care of animals◆yellow3◆
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黒衣(プロフ) - ちろりさん» はじめまして！(*^_^*) コメントありがとうございます┏○))…って、え！そんなに！？ありがとうです…(泣) ですよね！もふもふゴロゴロもきゅもきゅしたいですよね！(笑) この作品を気に入って下さって嬉しい♪いつか…他作品が落ち着いたらいつか書きますゆえ…^^; (2017年2月28日 19時) (
レス) id: c16ecda80f (このIDを非表示/違反報告)
ちろり(プロフ) - 黒衣さん、はじめまして！シリーズ何回も読んでます♪かれこれ5回目くらいかと。私も、もふもふゴロゴロもきゅもきゅしてみたい！とか、妄想が膨らんで大変です。いつかで構わないので続きが読めると嬉しいです♪素敵なお話ありがとうございます♪ (2017年2月28日 17時) (レス) id: fdc3102c04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年2月29日 1時
