taking care of animals◆yellow3◆ ページ32
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
テンション上がっても戻らないから…と私の腕を、たしたし踏んでくる。
ほれほれ…と言わんばかりにきゅるるんとした瞳で見上げてくる。
…うっっっ！！！
そんな可愛い顔でお願いされて
聞かない人がいるなら見てみたい！！
早くしなよ、と
ほれほれ〜、と
たしたし踏みながらの、きゅるるん。
…我慢できませんっ！！！
ひょい、っと二宮犬を持ちあげ、ぎゅいぎゅい抱きしめながら、首元にすりすりして、背中を撫でる。
超かわいい！！
超・超・超かわいい！！
頭も撫でて、背中も撫でて、
足の付け根も撫でて、おでこにすりすり。
今だけは二宮犬だという事を忘れて、
存分に可愛いがらせて頂きます！！
何だか良い匂いもするし、毛も硬過ぎず柔らか過ぎず、首元に顔を埋めて、絶賛堪能中♪
Ｎ「次はワタシの番かな？」
ふわり。
急に体を持ちあげられる。
……………ん？？？
瞑っていた目を開けるのと同時位に
抱きしめられてる感触に、固まる。
……………ひっ！！！
胸元に、人の頭。
ちょうど私の顎が、頭の上に乗る。
胡坐の上に跨っているような状態で。
片腕で後頭部を固定されて、
もう片方の腕は腰に回されている。
ものすごく、恥ずかしい姿勢。
それに気が付くと、
どんどん心拍数が上がってくる。
Ｎ「ふはっ！ドキドキ凄過ぎ(笑)」
……………いやいやいやいや！！
Ｎ「なに？」
…は、放して頂けますか？
Ｎ「アナタもしてたでしょ？」
…いや、あの、しましたけど！
Ｎ「だから、次はワタシの番」
…いや、あの、二宮さん！
Ｎ「なに？」
…見つかったらクビなんです！
Ｎ「見つかんなきゃいいでしょ」
…はいっ！？
二宮さんは顔を上げる。
至近距離に、整った顔立ち。
薄茶色の綺麗な瞳と、綺麗な肌。
恥ずかしいから視線を逸らしたいのに
頭を固定されてて、それも出来ない。
Ｎ「ちゅう、できちゃうね？」
…こ、困ります〜〜〜(泣)
Ｎ「困るだけ？」
…は、恥ずかしいです〜〜〜(泣)
Ｎ「恥ずかしいの？」
頭を軽く引かれ、鼻先が重なる。
少しでも頭を動かされると、
触れてしまいそうな距離に体が固まる。
Ｎ「………どうしようかな？」
小悪魔が、目の前で微笑んだ。
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黒衣(プロフ) - ちろりさん» はじめまして！(*^_^*) コメントありがとうございます┏○))…って、え！そんなに！？ありがとうです…(泣) ですよね！もふもふゴロゴロもきゅもきゅしたいですよね！(笑) この作品を気に入って下さって嬉しい♪いつか…他作品が落ち着いたらいつか書きますゆえ…^^; (2017年2月28日 19時) (
レス) id: c16ecda80f (このIDを非表示/違反報告)
ちろり(プロフ) - 黒衣さん、はじめまして！シリーズ何回も読んでます♪かれこれ5回目くらいかと。私も、もふもふゴロゴロもきゅもきゅしてみたい！とか、妄想が膨らんで大変です。いつかで構わないので続きが読めると嬉しいです♪素敵なお話ありがとうございます♪ (2017年2月28日 17時) (レス) id: fdc3102c04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年2月29日 1時
