taking care of animals◆yellow1◆ ページ30
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
…っぽいな(笑)
茶色い、柴犬か。
それにしても、みんな茶色いな。
髪の色に近い訳でもないし…
１人と１匹に毛布を掛けながら、櫻井さんと相葉犬とも違うその感じ、その姿が微笑ましくて
少し「ふふっ」と笑ってしまう。
Ｎ「……何笑ってんですか」
二宮犬がこっちを見ていた。
きゅるるんとした、くりくりの瞳。
顔の下に揃えられた前足。
この上目使いな感じ……。
…めっちゃ可愛いですね
Ｎ「ワタシ可愛いんです」
…分かってやってるんですね(笑)
Ｎ「分かってやってるんです」
…小悪魔ですか(笑)
Ｎ「まぁ、様子見ですよ」
…私のですか
Ｎ「それ以外あります？
まぁ、大野さんが気を許してるし
悪い女って訳じゃなさそうですし」
毛布から這い出ると全身をブルブルして
ソファから床に下りる。
Ｎ「ワタシもゲームしてる時は
放っといてもらっていいんで
あ、そうそう
アナタの言う『化ける』？
ドラマとか映画の撮影終わると
なるんで、お願いしますよ……？」
…そうなんですね
Ｎ「そういう時ってさ
周りの距離感、考えるでしょ
それを考えなくて済むな〜って
思うと『化ける』？みたいでね
これでも結構
周りにも気を遣ってるんですよ」
…私は別ですか
Ｎ「アナタは別ですね(笑)
もうバレてる訳ですから」
そう言うとテレビの前に移動して
「テレビつけて」
「電源入れて」
「水置いといて」
「音量下げて」
「あとは放っといて」
可愛くウインクをして
ゲームの設定を始めた…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
朝、目が覚めて寝室からリビングに移動すると、大野さんはソファで毛布にくるまり。
二宮犬はテレビの前でベタ〜、っと横になっていて、どうやら夜通しゲームしていたようだ。
朝ですよ、と声を掛けると首を横にそむけ「起こすな」的な動き。
仕方ないな、とブランケットを掛ける。
ソファの大野さんに声を掛けると顔だけこっちに向けて、「う〜ん」と眠そうに目をこする。
ふにゃ、と微笑むと「おはよう」と、腕が伸びてきて、引き寄せられると首元でスリスリされ。
Ｏ「やっぱイイ匂い…」
…ちょ！？ちょっと！
Ｎ「イチャイチャすんなや」
そっぽを向いたままの犬に言われ、
大野さんは「んはは」と笑った。
taking care of animals◆yellow2◆→←お世話係、来訪者再び。
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黒衣(プロフ) - ちろりさん» はじめまして！(*^_^*) コメントありがとうございます┏○))…って、え！そんなに！？ありがとうです…(泣) ですよね！もふもふゴロゴロもきゅもきゅしたいですよね！(笑) この作品を気に入って下さって嬉しい♪いつか…他作品が落ち着いたらいつか書きますゆえ…^^; (2017年2月28日 19時) (
レス) id: c16ecda80f (このIDを非表示/違反報告)
ちろり(プロフ) - 黒衣さん、はじめまして！シリーズ何回も読んでます♪かれこれ5回目くらいかと。私も、もふもふゴロゴロもきゅもきゅしてみたい！とか、妄想が膨らんで大変です。いつかで構わないので続きが読めると嬉しいです♪素敵なお話ありがとうございます♪ (2017年2月28日 17時) (レス) id: fdc3102c04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年2月29日 1時
