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起きてから潤くんが作ってくれた朝ご飯をみんなで食べて、しのぶから預かってる端末で連絡をした。
「もしかしたら」が頭から抜けなくて、彼女の事が心配だったからだ。
大「今日は忙しいから無理よ」
そう言って一方的に通話をオフにされ。
眉間に皺を寄せて口を尖らせる俺を見た４人は、全員が苦笑いをしていた。
それならば…と上島さんに電話してみたものの、彼も時間が無いらしく。
電話で少しの会話をするに留まってしまった俺の肩を潤くんがぽんと叩く。
Ｍ「上島さん、なんだって？」
「うん…前に話した予知夢みたいな事はまだ無いって言われた…」
Ｍ「そっか…あとはなんて？」
「うん…液体の入った小さい瓶、記憶にありませんか？って聞いたんだけど、それも無いって…」
Ｍ「そっか………」
Ｏ「信憑性ゼロだな」
Ａ「………なんで？」
Ｏ「んなもん、顔見て話しねえとホントかどうか分かんねえだろ？」
Ａ「………確かに」
Ｓ「じゃあ、ニノ…２人のどちらかの家まで行ってみる？どうする？」
「………一緒に行ってくれる？」
Ｓ「俺は構わないよ」
Ｏ「おれも行く」
Ｍ「あなた仕事あるでしょ」
Ｏ「むぅ………」
Ａ「オレも他の仕事あるな〜」
Ｏ「ヤバそうだったらすぐ連絡しろよ、あと鍵が開いてたらぜってえヤベエから勝手に入るなよ」
「分かった」
Ｓ「ありがとう、智くん」
そうして２人の所に出掛けた俺と翔ちゃんは。
しのぶには、殺気立ったニコニコの笑顔で迎えられ。
悪戯が見つかった悪ガキよろしく翔ちゃんと２人で正座させられ、どれだけ忙しいかを説教され。
予知夢の話をしたら、一瞬何かを考えてる様子が見受けられたけど。
俺の顔を両手で挟んでぎゅうぎゅうに押し潰して翔ちゃんに止められながら。
大「それで心配してきてくれるなんて、あんた随分と可愛くなっちゃったのね〜」
それに拗ねて彼女の家を後にする俺に、しのぶは笑顔でヒラヒラと手を振っていた。
それから上島さんの家にも行って呼び鈴を鳴らしてみたけど。
出てくる様子もなければ、室内から物音もしなかったから、まーくんも連れてどこかへ出掛けてしまっているようだった。
若干ガッカリしてる俺を翔ちゃんは励ましてくれて、潤くんは飯を作って帰りを待っててくれたけど。
俺の心は晴れないままだった。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» 逝ってしまいましたね…ジュンさんのおっしゃるような存在だったと思うので、そりゃあね…書いてる本人が切なくなってましたよ…。ニノちゃんのいろんな場面で傍に居てくれるのは、出来うる限り翔さんが良いな…なんて思ってます。 (2016年11月14日 18時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - しのぶが逝っちゃった。ニノにとってはお姉さんのような母のような師匠のような、どれもそうで違うような、大切な人だったのにね。今回もつくづく翔ちゃんが居てくれて良かったです。 (2016年11月14日 6時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - 櫻さとみんさん» わ〜！ありがとうございます！朝から雪ですか！そりゃ寒い…Σ(ﾟдﾟ；)体調などお気を付け下さいね？そこそこな(笑)ムロ鍋美味しそうですよね♪た、多彩！う、嬉しい…(;Д;) 頑張ります！ありがとうございます！ (2016年11月5日 13時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
櫻さとみん(プロフ) - 黒衣さま こちらも楽しみに読ませて頂いています。わが地方 朝から雪です(((・・;) 寒いです！ そこそこな(笑)ムロさんのムロ鍋 食べさせて下さい！ 多彩な黒衣作品 これからも楽しみにしてますね(^^)v (2016年11月5日 8時) (レス) id: 05f33a3645 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» ムロさん、来ちゃいました。潤くん大好きですからね(笑) しのぶさん、こき使ってますしね。翔さんも潤くんもニノちゃんになんだかんだ甘い(笑) 楽しんでもらえてるみたいで嬉しいです(*>ω<*) ありがとうございます！ (2016年10月26日 1時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年9月13日 22時
