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いつも翔ちゃんを起こしてしまって申し訳ない気持ちになるけど。
今日ばかりは、翔ちゃんが起きてきてくれて助かった…って気持ちが大きかった。
Ｓ「眠れなくなったらマズイからさ…何かブラック以外…あったかいの飲も…」
深夜とも早朝とも言えない時間に。
起き出してくれたのもだけど、こうして俺を気遣ってくれるのもなんか嬉しくて。
予知夢を見るにしても、昼寝時にしてくれれば良いものを…と何度思った事だろう。
キッチンに飲み物を作りに行ってくれる翔ちゃんにくっつくようにして後を付いていって。
お湯を沸かしながら何を飲むか頭を悩ませてる翔ちゃんを眺めながら、その真剣な表情に安心する。
「翔ちゃん………」
Ｓ「………ん？」
「お茶も寝れなくなる」
Ｓ「………マジ？」
「………マジ」
Ｓ「………ココアにする？」
「淹れれんの？」
Ｓ「……………」
「………もうホットミルクにしよ？」
牛乳パック片手にフリーズした翔ちゃんを何とか宥めて。
牛乳を温めて少し甘くして、眉を少し下げて口をへの字にした翔ちゃんにカップを渡す。
２人並んでソファに腰掛けて、ふぅ…と息を吹きかけ冷ましながら。
視界の端に椅子が見えて、背筋がゾクリと粟立つ。
あの嫌な光景を思い出した事を気付かれたくなかったけど、体も少し震えてしまったのか。
翔ちゃんは俺の顔をちらりと見て、ぽんぽんと優しく頭を撫でて。
手に持ったカップをテーブルに置くと、ソファに凭れてふぅ…と溜息をつく。
Ｓ「…今回も大丈夫じゃなさそうだな」
「うん………」
Ｓ「…っつーか…もしかして今回の方が大丈夫じゃない感じ？」
「………ん」
Ｓ「そっか………」
「翔ちゃん、俺………」
Ｓ「うん…大丈夫だから…」
今夜ばかりは夢見が悪くて。
ひとりになりたくなくて。
ホットミルクもちびちび消費してたら温めた意味もない温度になってしまってて。
それも翔ちゃんにはお見通しだったのだろうか。
Ｓ「今日は毛布も持ってきたけど、どうする？俺の部屋で久々に一緒に寝る？(笑)」
流石に潤くんに殺されたくない…(汗)
翔ちゃんの部屋で一緒に寝るのはお断りして、事務所で２人で転がって。
くだらない話をしながら、いつの間にか２人して眠ってて。
案の定。
朝、潤くんに叩き起こされた(笑)
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» 逝ってしまいましたね…ジュンさんのおっしゃるような存在だったと思うので、そりゃあね…書いてる本人が切なくなってましたよ…。ニノちゃんのいろんな場面で傍に居てくれるのは、出来うる限り翔さんが良いな…なんて思ってます。 (2016年11月14日 18時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - しのぶが逝っちゃった。ニノにとってはお姉さんのような母のような師匠のような、どれもそうで違うような、大切な人だったのにね。今回もつくづく翔ちゃんが居てくれて良かったです。 (2016年11月14日 6時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - 櫻さとみんさん» わ〜！ありがとうございます！朝から雪ですか！そりゃ寒い…Σ(ﾟдﾟ；)体調などお気を付け下さいね？そこそこな(笑)ムロ鍋美味しそうですよね♪た、多彩！う、嬉しい…(;Д;) 頑張ります！ありがとうございます！ (2016年11月5日 13時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
櫻さとみん(プロフ) - 黒衣さま こちらも楽しみに読ませて頂いています。わが地方 朝から雪です(((・・;) 寒いです！ そこそこな(笑)ムロさんのムロ鍋 食べさせて下さい！ 多彩な黒衣作品 これからも楽しみにしてますね(^^)v (2016年11月5日 8時) (レス) id: 05f33a3645 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» ムロさん、来ちゃいました。潤くん大好きですからね(笑) しのぶさん、こき使ってますしね。翔さんも潤くんもニノちゃんになんだかんだ甘い(笑) 楽しんでもらえてるみたいで嬉しいです(*>ω<*) ありがとうございます！ (2016年10月26日 1時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年9月13日 22時
