173. 森田美勇人side ページ23
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森田美勇人side
あまりにも衝撃的なことを聞かされた俺は
言葉を発することもできない。
ただ、ナガツの震えるように泣く姿を見て
考えるよりも先に体が動いてて、抱きしめてた。
その間も必死に頭を回転させる。
安井「ちなみに、他のメンバーは俺の気持ち知らないはずだよ」
萩谷「…でも、あれだね、
言われてみれば…って感じだね」
諸星「うん…言われてみれば、そうだわ」
真田「ってことは…相当前からじゃない？
相当前からAを気にかけてたじゃん」
安井「うん。めちゃくちゃ前からだよ。」
俺もみんなが言うように、言われてみれば
色々と繋がることがある。
やすって昔から本当にAに優しかったし。
安井「でもね、本当に、別にどうなりたいとかないの。
心から、美勇人と幸せにいてほしいからさ」
顕嵐「…今回のこの企画も、最初に考えたのは謙ちゃんだよ」
顕嵐「…みゅっさんさ、知らない間にめちゃくちゃ
謙ちゃんに助けられてたんすよ。」
そうかもしれない。
俺はやすに今まで何度も助けてもらった。
そういえば、Aがやすにベタベタだった時期
やすは嫌われる覚悟でAを家に呼んでいたこともあったな。
好きな子に嫌われる覚悟で行動するって
どんな気持ちだったんだろう。
あ、まって。
だからあの時、ナガツもあそこにいたんだ。
俺はそれを何も知らないで。
どれだけ苦しめたんだろう。
美勇人「ごめん…やす……」
安井「美勇人が謝ること何もないよ。
だからほんと、気にしないで。」
いつだって、一人で悲しみを背負っていた彼は、
仕事だけじゃなく、こんなことまで背負っていたのか。
美勇人「やす。Aと飯行って」
安井「…え、いや、いいって」
美勇人「俺がやだ。今までこんなにしてもらって。
最後に俺も恩返しさせてよ。
小さすぎる恩返しだけどさ。」
やすにしてもらったことと比べたら
俺のなんてほんと小さいけど。
安井「…わかった。」
美勇人「…で、無理にとは言わないけど
その時に気持ちも、伝えてよ。
俺のこと、なんも気にしなくていいからさ。」
美勇人「…伝えてきて。」
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Cancake(プロフ) - 完結おめでとうございます！！素敵な作品すぎて、最後まで一気読みしたら号泣してきました😭😭素敵な作品をありがとうございました！お疲れ様でした (2022年2月20日 3時) (
レス) @page46 id: 7251b9ed6d (このIDを非表示/違反報告)
azn(プロフ) - 完結お疲れ様でした！大好きな作品でした😭もう見れなくなるのが寂しいですがまた素敵な作品を書いてくださることを楽しみにしています！お疲れ様でした！ (2022年2月9日 22時) (レス) @page46 id: 6e1dd374e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - うわ〜😭めちゃくちゃいい作品すぎて終わってしまうのが悲しいです😭こんな素敵な作品が見れて幸せでした❗️ありがとうございます！ (2022年2月8日 19時) (レス) @page46 id: 379d4bb980 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 完結おめでとうございます！！私が出会った中で1番大好きな作品です！素敵な文字を紡ぐ瞬間を間近で見られて幸せでした💕 (2022年2月8日 13時) (レス) @page46 id: 389e3db5f6 (このIDを非表示/違反報告)
むー。(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても素敵な物語でその一員になれたって思ってます。一喜一憂しました。そんな事もあったなぁなんて思ったり。最高なグループだから少し作品の中だけでも一員になれたのは嬉しかったです。お疲れ様でした。 (2022年2月7日 23時) (レス) @page46 id: c8e7c215c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：barumi
| 作成日時：2021年11月3日 22時
