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部屋につき、私は紫耀くんにさっきのことを話した。
廉くんはただただそういうことをする目的で私を家に誘ったということ。
そのためだけに誘ったのだということ。
そんな廉くんの頬を、思わず叩いて出てきたこと。
話しているうちに紫耀くんの眉間には深く深くシワが増えていって。
平野「…メンバーとして。謝る。本当に、ごめん。傷つけて、ごめん。」
「…いや、紫耀くんの言う通りでした…。家に行った私が悪かったんです……あんなに止めてくれていたのに…」
平野「俺も無理にでも止めればよかった…。ごめんね…」
一つも悪くないのに、紫耀くんは頭を下げる。
平野「…俺だったら。」
「…はい」
平野「俺だったら、絶対、絶対に危険な目に合わせないし、そんな思いもさせない。守るよ。命かけて、守る。廉みたいなこと、俺はしない」
紫耀くんの言葉は本当に嘘じゃないと思う。
命を捨てても守ってくれる気がする。
こんな素敵な人、この世に他にいるのだろうか。
そのとき。
私の目からも恐らく色が消えた。
「…紫耀くん」
どうやっても、あの人と私は付き合えない。
それだったら。
「私、紫耀くんのものになりたい…」
いっそのこと。
平野「…えっ、いいの…？そういうことだよね？」
「……私を彼女にしてください」
彼のところへ飛び込んでしまえばいい。
私の心よ。
気持ちはあとからついておいで。
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いわうさぎ(プロフ) - はじめまして。とても楽しかったです。きゅんきゅんしました。リクエストで海人くんのお話をよろしければ書いて頂きたいです。 また、新しい作品を楽しみにしています。 (2020年2月1日 20時) (
レス) id: 61e72c48b6 (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - はじめまして！すごく面白くて、引き込まれる話だと思っていたらbarumiさんのお話だったんですね＾＾secret storyが大好きで何度も読み返したくらいなので、やはりbarumiさんの書く話はすっごく好きです！これからも頑張ってください！ (2020年1月29日 21時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - うささん» はじめまして！そんなこと言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）これからも見に来てくださると嬉しいです！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - ぷーちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます…！また見にきてください！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - ありすさん» ありがとうございます…！驚きの展開で申し訳ありません笑 もう少し小説にお付き合いくださいね(^^) (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：barumi
| 作成日時：2020年1月19日 19時
