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気づけば外だった。
気づけば走っていた。
気づけば泣いていた。
気づけば公園のベンチにいた。
手がジンジンと痛んだ。
しばらくすると、プーという車のクラクション。
平野「…A！」
その声のするほうへまた走った。
車に乗り込み、また泣く私。
平野「…泣きながら電話してくるから、ビックリした、どうした、なにがあった？」
「…っ、ううっ、」
平野「……廉？」
「……っ、、」
泣きながら頷く私の頭を撫でて運転席から優しく包んでくれる。
平野「家まで、送る。場所、教えて？」
「……」
平野「…A…？家、言える？」
「…っ、」
平野「……これで、俺の家連れてったらさ。俺も廉と同じじゃん。」
「…ううん、…紫耀くんは、ぜったい、…廉とは、ちがっ…」
絶対に廉くんみたいな発言はしない。
そんなのわかってる。
すると困った顔をする紫耀くんは、ゆっくり頷いて、車を発進させた。
しばらくすると、見たことのないマンションの駐車場に止まる。
平野「…おれんち。着いたけど……いく？」
「…はい……っ」
泣き止んだけど真っ赤に腫れてるであろう私の目を覗き込むと、紫耀くんはゆっくり車を降りた。
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いわうさぎ(プロフ) - はじめまして。とても楽しかったです。きゅんきゅんしました。リクエストで海人くんのお話をよろしければ書いて頂きたいです。 また、新しい作品を楽しみにしています。 (2020年2月1日 20時) (
レス) id: 61e72c48b6 (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - はじめまして！すごく面白くて、引き込まれる話だと思っていたらbarumiさんのお話だったんですね＾＾secret storyが大好きで何度も読み返したくらいなので、やはりbarumiさんの書く話はすっごく好きです！これからも頑張ってください！ (2020年1月29日 21時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - うささん» はじめまして！そんなこと言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）これからも見に来てくださると嬉しいです！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - ぷーちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます…！また見にきてください！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - ありすさん» ありがとうございます…！驚きの展開で申し訳ありません笑 もう少し小説にお付き合いくださいね(^^) (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：barumi
| 作成日時：2020年1月19日 19時
