元カレと友達 6 (ページ40)

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大倉に言われて、必要機関に連絡取って。

愛からの相談案件ていうのは、俺らが住んでる市の最高齢のお年寄りが愛の働いてる施設に入所してはるらしくて。

その人がそろそろ看取りで、在宅介護やら在宅看護を希望してはるんやけど身内も高齢やしなかなか大変みたいで。

あらゆるサービスの利用も検討して、やっと在宅は受け入れ可能になって。

役所とも連携して、前に大倉達とも話してた新しく始めるサービスの利用1号になってもらおうて。

だからさっき役所で、課長にまず連絡があって大倉に連絡が。そして俺に連絡が来たんやった。

丸「最近長電話が多かったんはこれか。今日もバタバタしてたんはこれやったんやな。」

一人で納得してたら、

倉「愛ちゃんは愛ちゃんで大変やのに、ちゃんと仕事してる。それに比べてどっかの誰かさんは、」

大倉に、遠回しに嫌味言われてしもた。

丸「うぅ。」

倉「まぁええ。初めての利用1号さんや。気合い入れて。満足してもらえるように、」

丸「それはもちろん。」

倉「ん。ヤスは早くから知ってたんかな？落ち着いたら又飯やな。」

丸「お、おう。それまでには、」

倉「それは知らん。お前抜きで行く。」

丸「あ、あかん！俺も、」

倉「あははは！それくらい仕事頑張ってくれたらな？笑。」

丸「う。すまん。」

そやな。あかんな。

仕事は仕事や。ちゃんと切り替えてやらな。