安倉丸 2 (ページ6)

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何も知らんフリして、ユリちゃんと売店に行くと、

ユ「あ！大倉君！おはようございます。」

倉「おお！おはよう。丸に時間聞いたら、1時間早い時間教えられてん！ほんま最悪や。もうちょっと寝れたのに。」

ユ「あははは！そうなんですか？あ、お弁当！マリちゃんが持ってて。」

はいはい。今お渡しします。

倉「おう！良かった～。何か買おうか言うててんけど、たしか弁当言うてくれてたし悩んでてん。じゃあ丸に預けといて？」

ユ「分かりました。じゃあお茶だけでも。コーヒーの方がいいですか？」

倉「ああ。弁当にはお茶やけど、食後はコーヒーかな？」

ユ「分かりました。どれにします？」

ああ、ユリちゃん大倉君と行ってしもた。てか、大倉君も催促上手いな。自分で買えよ。

なんて思ってたら、

丸「おはよう。」

いつからいたのか、めっちゃ至近距離で丸ちゃんに話しかけられた。