兄に愛されすぎて困ってます

夜 ページ33

せとかSide

『本当、何なの！』

理由を聞けば、「私のために、やったこと」とか言うし…

『小さい頃は、優しかったのにな』

何で、あんな風になっちゃったんだろ…？



〜回想〜

小学５年生の時、隆二君にフラれたことをクラスメイトの男子にからかわれていた時



男１「せとか、また、フラれてやんの！」

男２「またかよ、だっせぇ−！」

男「「「フ−ラ−れ−た−、フ−ラ−れ−た−」」」

『グスッ…もう、やめて…っよ…！』





ドサッ





涼「俺の妹、泣かせてんじゃねぇよ！」





女「「「かっこいい…！」」」





『お兄…！』

どこでその噂を知ったのか、お兄が助けに来てくれた

〜回想、終



その時のことは、感謝してるけど…

今回のことは、本当に許せない！

『…絶対、リベンジしてやる！』

ガラッ

『お兄のばっっきゃろっっ――!!!』

私は部屋の窓を開け、海に向かって、ありったけの大声で叫んだ

涼、パ「「!?」」



〜おまけ〜

パ「せとか、来ないな…」

涼「…」

パ「もしかして、俺の作るハンバ−グが嫌いになったのか？」←

涼「…フッ」

パ「涼太、何か知らないか？」

涼「別に…」

パ「好きな人でも、出来たのか？」

涼「…」

パ「それは駄目だな、うん、やっぱ『お兄のばっっきゃろっっ――!!!』!?」

涼「!?」

リベンジ→←▽

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