二番の境界 其の五 ページ9
in主
ヤ「三番の境界まで案内するわ
はぐれるんじゃないわよ
ほら、アンタも！」
主「うわッ」
人の姿になったヤコちゃんに首根っこを掴まれて、引きずるられるままに階段を上っていく。
続いて、花子さんと源くん
暫く無言の時間が続いた。
光「…なぁキツネ」
源くんがヤコちゃんに話しかけた。
ヤ「何よクソガキ」
大人しく応じるヤコちゃん
光「お前ってこの前、噂変えられて、すげぇ暴走してオレ達や生徒の事襲いに来てたよな」
ヤコちゃんの視線が鋭くなる。
ヤ「嫌なこと蒸し返してくるわね、だから何？」
不機嫌な証拠に少し突き放したような言い方
光「いやその…それってどんな感じなのかなって…」
ヤ「はァ！？
なんでそんなこと知りたいのよ、悪趣味な奴！」
ガチギレ寸前のヤコちゃん
アンタに話す義理は無いとばかりに前を向き直し、淡々と階段を上り始めた。
花「噂を変えられて消えちゃった幽霊のトモダチが忘れられないんだって」
階段を踏む足が止まる。
花「ちょっと二番に似てるよね」
ヤ「……どこがよ」
それからヤコちゃんは源くんを軽く見つめて、少し考えるような仕草をした後、ゆっくりと口を開いた。
ヤ「いい気分じゃないわよ、今から思い返すとね。
でも…アレは確かにあたしだった。
暴走したからって違うモノになるわけじゃないわ
自分の中で普段は押し殺している一面が無理矢理引きずり出されるだけ」
淡々と他人事の様に言い切った。
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minimum(プロフ) - ここで終わるの、気になりすぎます。とっても面白かったです！こんな夢中になるような作品に出会えて嬉しいです。ありがとうございます。続き、期待してても良いですか！？ (4月4日 20時) (
レス) @page33 id: 2677f851e2 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこって美味しいですよね - あばば…終わってしまった……しかも2年前だと？！？このコメが届いたら嬉しいのですがね…応援しております。まじで最高です🥹🥹🥹 (4月1日 23時) (レス) @page33 id: f91a4d9a84 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 夢小説だと思えないくらいの濃い話をありがとうございます！！輝くんと夢主さんが幸せになれますように！！ (2月26日 21時) (レス) @page33 id: f39889db93 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 最新待ってます‼︎ (8月2日 8時) (レス) @page33 id: 8da118ebe3 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 終わり⁉︎終わりなんですか⁉︎そんな、、、続きが気になりすぎる、、、、 (2023年1月3日 17時) (レス) @page33 id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2020年6月7日 16時
