にじゅういち。 ページ21
高橋「レトルトさぁん〜！！これなんてどうですか〜！」
レ「…多分その話、今は関係ないかと。」
この女性スタッフは高橋さん。
正直に言う。
めんどい。
高橋「あらら…！！私また関係ない話を…！！すみません〜！」
いやいやマジで会議と全く関係ねぇだろその話ってことを永遠としてくる。
高橋「あ、レトルトさん〜！自販機の方一緒に行きませんか〜！イベントのことでお話したいことがあるんです〜！」
レ「イベントの話ならここでお願いします。」
イベントの話じゃないくせに。
高橋「いやいや〜、レトルトさんに伝えておきたいことがあるので〜！」
レ「…すぐ戻ってきますからね。」
断ったら断ったでめんどそうなので、仕方ない。
レ「…A、ごめん。自販機のとこ行ってくる……。」
『……えぇ、？あ、すぐ戻ってきてね……。』
前田「んふふっ、Aさ〜ん、眠たいんですか〜♪」
A、腕掴まれとるし…
高橋「ふふ、行きましょ〜♪」
ｶﾞﾁｬ
自販機はエレベーターの真横にあるので、4分程一緒に居ないといけない。
高橋「レトルトさん〜、このあとの打ち上げって来ますかね〜？」
やっぱり。
レ「イベントとはどういう関係が…？」
高橋「…ま、まぁ！！とりあえず、打ち上げ来てくださいますか〜？」
レ「……考えておきます。」
高橋「良ければ、隣の席で飲みませんか？」
レ「…いえ、打ち上げに行ったとしても、俺はAをキヨくんから任せられてるので、隣はすみません。」
高橋「Aさんのこととても大事になさってるんですね〜！」
レ「当たり前じゃないですか。みんなAのこと大好きなんですから。安易に手を出されては困るので」
高橋「…私Aさんとレトルトさんのこと好きなんですよね〜」
レ「………え？」
高橋「Aさんもレトルトさんも、声がまぁまぁ低くてクールで、でもギャップが凄くて可愛いんですよね〜♪」
まさかのAと俺のことが好きとは。
ただ、この人は女性で、Aも女の子だから、ただ単にガチ恋勢って可能性も有りうる。
…もしかして、先に俺に近付いて俺が信頼したらAのことも信頼させて手を出す予定やったんか…？
やったら尚更あかんわ。
レ「…Aと俺のこと、気になってはるんですね。」
高橋「そうなんです〜！だからレトルトさんに手伝っていただきたくって〜！」
レ「………て、手伝い……？」
嫌な予感しかせんのやけど……。
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みやじ - いんげんさん» いんげん様、お話を読んでいただきありがとうございます！尊いだなんて…嬉しいです…！引き続き更新頑張ります！！ (11月7日 22時) (
レス) id: 841b582635 (このIDを非表示/違反報告)
いんげん(プロフ) - すごく尊いです！なんかこれまでにない感じで実況してる話だとか内容が細かくてすごく面白いです！ (11月7日 21時) (レス) id: 9ba810381d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みやじ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=miyaji1203
作成日時：2024年10月1日 22時
