彼女登場 ページ42
Aside
2人実況をしてみて思ったこと。
それは、キヨくんは1人で何時間も喋りながらゲームをしているけど、かなり高度な事だということ。
喋りながら何かをするのは難しい。
けど、それでもいいパフォーマンスを見せてくれるのがキヨくんだ。
他の皆さんもそうだけど、凄いと改めて思った。
撮り終わってすぐキヨくんは編集作業へ。
私も後ろからその様子を見守る。
真剣な表情がいつまで経ってもかっこいい。
思わず動画を撮る。
キ「ここのAちゃん上手すぎ。」
A「そう?超人気実況者に褒められちゃった〜笑」
キ「いじってんじゃんそれ笑」
A「そんなことないよー。本当にキヨくんって凄いんだなって一緒に撮って思ったよ。」
キ「俺凄い人だからね。」
A「動画の中の人だ。」
キ「やめて、見抜かないで笑」
画面に向かいながら話す彼は、ちっとも撮られていることに気づかない様子。
キリのいいところで録画を終え、レトさんに送信する。
レ「何急に、怖。」
A「このかっこよさを誰かに伝えたくて。」
レ「堂々と惚気てこないでよ笑」
レトさんにツッコまれる。
これだけのやり取りでもレトさんはちゃんと反応してくれるんだよね。
いろいろ迷惑かけて嫌がられると思っていたけど、私たちのことを祝ってくれて、話を聞いてくれて、遊んでくれて。
最初から思ってたけどいい人だ。
A「ふふ。」
キ「なんか面白いことあった?」
A「いやー?キヨくんかっこいいなって思ってただけだよ。」
キ「ほんとド直球で言われると照れる。」
A「キヨくんすぐ照れるね。そろそろ慣れてよー笑」
キ「そういうAちゃんもすぐ赤くなるじゃん!一緒!」
そう言いながらキヨくんに抱き締められる。
キヨくんの腕の中は暖かくて落ち着くから好き。
私も背中に腕を回す。
少し離れてそっとキスをされる。
最近はこれが一連の流れ。
キ「はい、赤くなったー!」
A「あー!ズルい!でもキヨくんも真っ赤ですー!」
キ「これはちげーよ!笑」
そんな私たちが初めて2人で出た動画のタイトルは、
『世界一可愛い俺の彼女登場。初2人ゲーム実況』とされ、一日で100万近い再生数を獲得した。
SNSではキヨくんが
「俺の可愛い猫ちゃんに惚れんじゃねーぞ!!」って書いていて、さすがに恥ずかし嬉しくてスクショを撮ってしまった。
76人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えぬ(プロフ) - RX-00さん» 最初から読んでくださってありがとうございます!会話部分は勢いで書いていて、私の中のキヨくんの叫びが出ちゃいました笑 これからも楽しんで頂けるように書いていきますので、ぜひ、よろしくお願いします🙇♀️ (2022年7月20日 16時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
RX-00(プロフ) - 初めまして。パート1から読んでます。キヨくんの発言する言葉ひとつひとつがキヨくんの声で脳内再生されて、毎回笑わせてもらっています!「ガッチさんにときめかないで!」が個人的に大好きです(笑) (2022年7月20日 16時) (レス) @page47 id: d76f713c2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:えぬ | 作成日時:2022年6月5日 21時