パーティー ページ17
キヨside
Aちゃんの美味そうなご飯がテーブルに並ぶ。
こーすけがくれた生ハムも綺麗に盛り付けられている。
A「ごめんなさい、人数分のお箸もコップもなくて…。」
キ「こんな人数で食べるとか思わないから普通。紙で我慢しろ！」
急遽コンビニまで紙コップと割り箸を買いに行った。
まじで家に置いとくべきだな。
ついでに飲み物もいくらか買っておいた。
ガッチさん、うっしー、こーすけ、フジには適当な酒を渡しておく。
フ「じゃあ、キヨ！乾杯の音頭を！」
キ「いや、いいって。普通に食べようぜ。」
牛「ほらほら横見てみ？彼女がコップ持って待機してるぞ？笑」
チラッと見ると目をキラキラさせてコップを持っているAちゃんと目が合う。
キ「Aちゃんやってよ。」
A「え！？私やったことないですよ！？」
キ「適当にやっときゃおじさん達気が済むから。」
A「えと、じゃあ…。」
ふぅと息を一つ吐く。
なんでそんなに気合い入れてんのって思うけど、
そんなところもAちゃんらしくて。
A「みなさん、今日はお祝いしていただいてありがとうございました！私は今、世界で1番の幸せ者です！みなさんと、キヨさんと出会えて、本当に良かったです。ありがとうございます。」
この5ヶ月程であったいろんな出来事を思い返しながらたくさんの感謝を言う彼女に、俺もなんだか胸が熱くなった。
レ「Aちゃん堅いよ！」
A「ごめんなさい！どうしても言いたくて！では、みなさんいきます！…乾杯〜！」
可愛い声の後に、おじさん達の野太い「乾杯」の声。思わず俺は噴き出した。
Aちゃんも幸せそうに笑っている。
たまにはこんな時間があってもいいな。
たまにでいいけど。
お酒が入ったおじさん達は恐ろしく饒舌になり、だる絡みを初めた。
ガ「Aちゃんもこっちで話そうよぉ〜。」
牛「そうだぞ！こっち来なさい！」
フ「キヨのこと聞かせてよ、ねぇねぇ？」
こ「今日は朝まで飲むぞ！」
A「はーい！ちょっと待ってくださいね〜。」
そう言い、酔っ払いの元へ行こうとするAちゃん止める。
あんな奴らのそばに行ったら何が起こるか分からない。
キ「行っちゃダメ。ダル絡みされる。」
A「そうですか？」
キョトンとするAちゃんと俺の様子を見て、レトさんが「はいはい、Aちゃんはまだ未成年だからね〜」と助け舟を出してくれた。
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えぬ(プロフ) - RX-00さん» 最初から読んでくださってありがとうございます！会話部分は勢いで書いていて、私の中のキヨくんの叫びが出ちゃいました笑 これからも楽しんで頂けるように書いていきますので、ぜひ、よろしくお願いします🙇♀️ (2022年7月20日 16時) (
レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
RX-00(プロフ) - 初めまして。パート1から読んでます。キヨくんの発言する言葉ひとつひとつがキヨくんの声で脳内再生されて、毎回笑わせてもらっています！「ガッチさんにときめかないで！」が個人的に大好きです(笑) (2022年7月20日 16時) (レス) @page47 id: d76f713c2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぬ | 作成日時：2022年6月5日 21時
