． ページ5
渡辺
「すみません、遅くなりました！！」
前の現場が押してたからと30分ほど遅れてきたA
昔の俺は、後から入ってきた、しかも女に抜かされるのがどうしても許せなかった。
女だから特別扱いされてるってずっと思ってて、Aが出てるドラマも映画もバラエティーも一切見なかった
ただ歌声は好きだった。
それも認めたくない自分にもイライラして何度もAにキツい言葉をかけた
それに反抗してくるAにもムカついた
渡「遅れんなら来んなよ」
「は？」
深「まあまあ！A、疲れてない？」
「余裕です」
って笑うA
いつも俺を除いた人達と和気あいあい。
こいつの発するオーラというか雰囲気は人を惹きつける力があった
その日のレッスンは特にキツくて体力のある佐久間や照でさえ肩を上げて息をしてた
樹「A、顔色悪くない？」
高「ちょっと休めよ」
「大丈夫、あとちょっとだし」
チラッと見た顔は血の気が引いて青白くなってた。
振付師「無理すんなよ、あと1回通して終わろう」
「大丈夫です。」
大丈夫しか言わないからとりあえずあと1回通すことになって曲をかけ踊り出す
サビの手前、足がもつれたのかフラッとしたりしてて立ち位置が入れ替わるとき俺にぶつかった
渡「痛っ」
俺は尻もちをついてAはバタッと倒れ込んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 677人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めかぶ | 作成日時：2022年9月15日 17時
