第5話:水沢大 ページ6
気がついたら朝になっていた。いつもは爆睡なんて滅多にしないのに。
そんなに僕は数日前に聞かされたことについて悩むことが嫌なのか。
それとも僕はもう覚悟を決めたのか。
「暇だぁ。」
しかし約束の時間まで時間はまだたっぷりとある。
とりあえず僕は、目玉焼きを自分で作って食べた。
「やっぱり不味い、というか苦い。」
だいたい"魔術師"ってなんなのさ。僕全くそんなの知らないよ。
知らない男の人に変なところに連れて来られたと思ったら「魔術師になれる。」的な主旨の言葉を言ってきて。僕の頭の中を知らない言葉で埋め尽くしていった。
それに"特殊警察"っていう言葉の意味も分からない。というか、もしそれに僕が捕まったらそこで僕の人生が終わっちゃうのか。分からない、というか分かりたくもない。
でも、あんなに言われたのだからやろうかなぁ。
窓の外を見ると鳥が能天気に飛んでいた。
「本当に僕の人生どうなっちゃうのかな。」
18歳でなんでこんなにも人生の分岐点みたいな究極の選択を僕がしなければならないのさ。僕の普段の生活のどこが悪かったっていうのさ。
そういえば僕の他にもう一人誰かいたようないなかったような・・・。その子はどうするのだろう。
気がつけば約束の20分前になっていた。まぁこのことは最後の最後まで考えよう。とりあえず今は彼に会わないと話は何も始まらない。
僕はバッグを持って家を出た。
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日向信乃(プロフ) - 大変遅くなりました。申し訳ございません (2016年6月29日 0時) (
レス) id: 149e2c85db (このIDを非表示/違反報告)
日向信乃(プロフ) - 更新します (2016年6月28日 22時) (レス) id: 149e2c85db (このIDを非表示/違反報告)
わたうさ(プロフ) - できました (2016年6月25日 12時) (レス) id: 43b426933d (このIDを非表示/違反報告)
わたうさ(プロフ) - 書きますね。 (2016年6月25日 11時) (レス) id: 43b426933d (このIDを非表示/違反報告)
黒氷(プロフ) - 終わりました、SOS出したのでプランの方誰か繋いでくだされば… (2016年6月10日 22時) (レス) id: b7b1a79610 (このIDを非表示/違反報告)
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