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((そして王子様は気付く2)) ページ27
-宏光side-
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――Aのこと
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宏光「好き…だわ」
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気付くの遅くね、俺。
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まだ間に合ったりする?
宏光「藤ヶ谷のこと好きなんだろ?」
そう言って俺はAの前髪にキスを落とした。
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「んー…あれ起きてた?」
宏光「お、おぉ//」
目をこすり眠そうな顔をする。
その姿が愛らしい。
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『lovemeee lovemeee lovemeee…』
藤ヶ谷の曲?
「あ、太ちゃんからだ…」
携帯を手に取るのをちゅうちょしてるA。
まだやっぱﾄﾗｳﾏか?
ようやく携帯を耳に当てた
「太ちゃん?」
あんまAの口から聞きたくないな、
藤ヶ谷の名前。
好きって真実
(ﾊｯｸｼｭﾝ!…風邪かなぁ)
*..ラッキーメンバー..*
二階堂高嗣
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作者名：真中ユウ | 作成日時：2013年2月28日 21時
