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((そして王子様は気付く)) ページ26
-宏光side-
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宏光「ん…」
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目を開けると、広がる知らない天井。
なんか、いい匂いがする。
Aの匂いに似てる…気がする。
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どこだよ、ここ。
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体を起こそうと体に力を加えた。
宏光「ﾀﾞﾙｯ」
ビックリするぐらい体がﾀﾞﾙくて力が入らない。
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横を見ると可愛い顔して寝ているA。
やっぱAの部屋か。
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俺をここまで運んだのかな?
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手に違和感を感じて見てみると
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Aの左手がしっかり俺の右手を握っていた。
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宏光「なにそれ//」
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反則。
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――Aのこと
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*..ラッキーメンバー..*
二階堂高嗣
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作者名：真中ユウ | 作成日時：2013年2月28日 21時
