六十三話 ページ1
Aside
四匹を見送り、私も軽く身を整えて部屋を出る。
貴『今日で…全部終わる…
お兄ちゃん、うらたくん、志麻くん、坂田くん、センラくん…』
彼らは、私の家族なんだから…
貴『守らなきゃ…』
守られてるだけじゃ駄目…
エレベーターに乗り、8 と書かれたボタンを押す。
貴『皆…大丈夫かな…。』
七階を通過したというランプが光り、四匹が心配になってくる。
無事にいけたのだろうか…
人に見つかってはいないだろうか…
そんな事を考えている間にエレベーターは8の文字を光らせ扉を開く。
貴『……』
下とは違い、茶色い廊下と彫刻の施された扉…左右の薔薇が私を出迎える。
扉を三回ノックすると、奥から低く野太い声が返事をする。
貴『企画課の、鈴城です。』
?『入りなさい。』
貴『失礼いたします。』
社『よく来たね…まぁ座りなさい。』
私はあくまでも時間稼ぎの存在…
?『彼女は?』
社『この会社の社員ですよ。とても優秀な方だと企画課から教えられていてね…』
大『ほぉ…
私は、大崎大智…
この会社の…次期社長だ…』
貴『存じております。私、企画課の鈴城Aと申します。』
私の今の仕事は敵討ちなんかじゃない…
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みさき - センラさん落ちいつでも待ちますよ!! (2021年4月4日 23時) (レス) id: c53ef8eb9c (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2019年12月7日 21時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
アゾナ - 栗鼠ラ02さん» ありがとうございますm(_ _)m (2019年7月12日 23時) (レス) id: d50cd704ae (このIDを非表示/違反報告)
栗鼠ラ02 - アゾナさん» 了解です。 (2019年7月12日 23時) (携帯から) (レス) id: d686199489 (このIDを非表示/違反報告)
アゾナ - 栗鼠ラ02さん» ミニキャラの坂田さんの方をお願いします (2019年7月12日 23時) (レス) id: d50cd704ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:栗鼠ラ02 | 作成日時:2019年5月28日 23時