お前らまじで目覚ませや【鬼滅の刃】

目覚ませ　弐拾肆 ページ46

黒蝶side




鬼にやられ怪我をしたため、蝶屋敷に来たのだが、





胡「....はい、できましたよ。
包帯を変える場合、できるだけキツくしないようにして下さい。」


黒「あ、ありがとう....」





どうも様子がおかしい。


いつもなら、「また紅華さんにやられたんですか？！」と聞いてくる筈





黒「あ、あの....しのぶちゃ(胡「カナヲ、夢香さんを玄関まで」....」


栗「....」ｺｸｯ





やはり先ほどからおかしい。



いつもより、冷たい



何故....？？





黒「あ、あの！！」


胡「！...はい、なんでしょう？」


黒「も、もう少し、ここにいてもいいかな....？
少し、疲れちゃって....」


胡「..わかりました、毛布か何かもってきまs(有「しのぶ！！！！」ｽﾊﾟｧﾝｯ！！！」


胡「？せちかさん、一体どうしたんですか？」


有「恋歌が....！！！」ﾎﾞｿｯ


胡・黒「！！！！」


胡「すぐに行きます！カナヲは夢香さんに毛布を持っていってあげて！！」ﾀﾞｯ


栗「、」ｺｸｺｸ





恋歌....？


....




気にしたら負け、気にしたら....





栗「あの....黒柱様、毛布を....」ｽｯ


黒「ありがとう、カナヲちゃん」



早々に立ち去っていくカナヲちゃん。



黒「....少し、お話....していかない？」


栗「！！....」



すると、カナヲちゃんは硬貨を取り出した。



栗「....(裏....)」ｺｸｯ


黒「ありがとう、....ところで、カナヲちゃんは好きな男の子とか、いるの？」


栗「へッ？！！/////」


黒「ふふ、図星？」


栗「あ、え、と....その....！/////」


黒「....どんな人なの？」


栗「....優しくて、家族をとても大事にしてて、
私に....大切なことを教えてくれた人、です」


黒「！！！！
....そっか、よっぽど、好きなんだね....」


栗「/////....黒柱様も、好きな人、いるんですか....？」


黒「....
そうね、いるわ、二人いるけれど。」


栗「！！！」


黒「一人は男っぽくて、でも意外に優しくて、凄く甘いものが大好きで....
もう一人は、すごく姉御肌なんだけど、怒ったらものすごく怖いの、」


栗「....黒柱様も、その二人が大好きなんですね」


黒「！どうして？」


栗「だって、話をしていた時の黒柱様、とっても楽しそうだった」


黒「わ、たし....が？
楽しそう？」


黒「(.....)ありがとう、カナヲちゃん。
話し相手になってくれて」ﾆｺｯ


栗「いえ....では、また」ｽｯ


黒「...(楽しそう、か....)」

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