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休暇のたびに色んな場所を旅行するのが好きだが、職場が職場なのでお土産のチョイスがめちゃくちゃ難しいのが悩み。それでも毎回律儀にお土産を同僚に配っている。根本的に人の嬉しそうな顔を見るのが好きらしい。
一応モテないわけではないのだが、自己肯定感が低いせいで自分が愛されることはないという前提が染み付いていて気づけない難儀なタイプ。しかし、どうも最近恋人ができたらしい。本人にいくら聞いてもはぐらかされるが、職場内の誰かだと言われている。
それは事実なのだが、他の職員による恋人予想は全部外れている。それは周りからは彼氏が出来たと思われているが、本当は彼女ができたから。
彼女ができて初めて、自分は結構ヤキモチを妬くし独占欲強めなんだと気づいた。ヤンデレ、ストーカーの類ほどではないが。
【好きな物/こと】コーヒー、ヒコーキたち、職場のみんな、(恋人)/お土産配り
【嫌いな物/こと】お酒(強いが好きではない)、自分/身近な人を失う事
【趣味/特技】旅行/体が柔らかい
【備考】
1988年5月15日、あまり裕福ではない家庭に生まれる。
ことさらに貧しいわけではないが決して楽ではない生活を送ってきた。
そんな中で漠然と持った夢が医者。なにか医療ドラマを見た影響だったと思うが、もはやきっかけは覚えていない。
とにかくそれは単に子供の夢であり、もしかすれば数年で消えるものだったのだろう。
しかし彼女の親は娘同様に底抜けに善人であり、彼女の夢を全力で応援した。
同時に少し周りの見えない人だった。医者になるには金がかかるというのに、苦しい生活の中から何とか捻出しようとしていた(むしろ、そのために生活が本来より苦しくなっているのは事実だった)。
そんな姿を見れば、引き下がれなくなっていくのも当然であった。その両親の想いがとても嬉しかったのも、少し重圧だったのも、どちらも偽らざる感情だった。
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作者名:暖ゴロ | 作成日時:2021年10月15日 16時