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廉 サイド
｢どうしよ、ジン｣
空きコマに友達のジンと話す
｢なんだよ｣
｢俺婚約者がいててんけどな……｣
｢はぁ！？｣
｢おん、俺もびびってん……｣
｢いや、お前んちどんだけ厳しいの｣
｢別に厳しいわけちゃうけど、なんか、勝手に決められててん……｣
｢すげえな……｣
｢そんでな、こないだ初対面してきたんやけど……｣
｢それでその落ち込みよう？
相手、残念だったの？｣
｢……ちゃうわ｣
｢なんだよ早く言えよ(笑)｣
｢バリ可愛かってん……｣
｢んだよ(笑)｣
｢いや、ガチ、ほんまに俺なんつーか……あ、｣
｢今度は何？｣
｢“今日一緒に足りない生活用品と夕飯買いにスーパー行きませんか”てメール来とった……嬉しすぎて死ぬんやけど……｣
｢はいはい(笑)｣
｢なぁじんどうしよ
ほんま、耐えられんわ……
あんなカワイイ子と毎日一緒やねんで……
寝るのも、一緒やねんで……地獄やろ……｣
｢それはきびいな……(笑)｣
｢やろ？俺やって男やのに……全然寝られへんわ……｣
｢だから今日そんなクマ酷いんだ？(笑)｣
｢お風呂上がりもめっちゃいい匂いするし、何回、理性と戦ったことか……｣
｢知らねぇよ(笑)｣
｢あ〜〜〜はよ講義終わらんかな〜〜〜〜｣
｢ほんと、平和なやつ(笑)｣
いつもより長く感じた講義を終えて、急いで待ち合わせた駅に行くとAちゃんはもう既にそこにいた
俺を待ってくれてるんやな、って思うと自然に口角が上がった
｢ごめんな、遅なって｣
駆け足で向かうと俺に気がついたAちゃんは笑顔でこっちを見てくれた
｢ううん、私こそ、突然誘っちゃってごめんなさい……｣
今の俺らカップル感半端ないよな？
うん、最高
先に生活用品を探す
服とかそういった諸々は家から届いてんけど、洗剤とか、歯磨きとか、ハンガーとかこれからの生活に必要なものを買っていく
突然の出来事で全然理解できてんかったけど
なんかほんまなんやな〜って実感する
支払い終わって今度はスーパーへ向かう
｢今日は何にしますか〜？｣
俺がカゴを持ってAちゃんが食品を選んでく
晩御飯を俺に聞いてくれるけど正直Aさんが作ってくれんならなんでもええ
なんて思っちゃってる俺、恥ずい
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Kit(プロフ) - ゆみこさん» はじめまして！コメントありがとうございます！私もはやくラブラブした所を見て欲しいな、と思いながら更新していました！(笑)ありがとうございます！ (2019年10月18日 17時) (
レス) id: a1c6472ec3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみこ(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませてもらってます！廉さんが可愛くてもっと主人公とラブラブしてほしくて、ウズウズしながら読んでいます。更新楽しみにしてるので頑張って下さい！ (2019年10月1日 21時) (レス) id: e1c585a8de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kit | 作成日時：2019年9月21日 15時
